【明慧日本2024年1月19日】最近、山東省招遠市の法輪功学習者（以下、学習者）王華洋さんは懲役7年の実刑判決を不当に宣告され、2023年12月21日に山東済南刑務所に拘禁された。家族は面会を要求したが、拒否され、刑務所からは「王華洋さんの態度が悪いため、1か月後に状況を見てから決定する」と告げられた。
王華洋さんは真・善・忍を学んでおり、これが原因で10年以上にわたり迫害を受け、2022年7月27日に連行され、2023年7月21日、王華洋さんは法廷の外、招遠市拘置所で審判を受けた。法廷審問中関与した招遠市の検察官と司法職員は法律を無視した。
王華洋さんは60歳の男性で、2012年3月23日に招遠市の公安国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保）の警官によって不法に家宅捜索され、同時に妻と娘も連行され、強制的に拘留・洗脳クラスで迫害された。王華洋さんは家族を守るために単身で家を出ることを余儀なくされ、家族は長い間、監視と盗聴、尋問にさらされ、1年のうちに何度も地元の警官、610弁公室、政法委員会の人員による家庭へ強制的におしかけて、人身の自由と生存の権利を強制的に侵害されている。
2022年7月27日、王華洋さんは栖霞市の蛇窩坡鎮下河村西山養殖場で悪意のある告発を受け、招遠と栖霞の警官によって共同で連行され、複数の場所で非公開に拘禁された。連行から2022年8月18日まで莱山監視住宅で不当に拘禁され、2022年8月19日栖霞刑務所に移送され、2022年9月23日に拘禁された。2022年11月23日、公安の国保は捏造された偽りの材料を招遠検察庁に提出した。
招遠検察庁は次々と法に違反し、法を操り、指示に従い、告発と陥害を行い、僅か5日間で責任を模造する資料を引き継いだ黄陽光は偽りの資料をもとに「法の執行を妨げるために邪教組織を利用した」として、不当に王華洋さんを起訴した。
招遠法庁は事実と法を無視し、2023年初めに楊一梅が関わる立案堂が不当に王華洋さんを立案し、次に学習者を迫害するための裁判長・邵阿霞が審理した。邵阿霞は2016年5月に王華洋さんの娘に対して懲役3年間の実刑判決を言い渡したことがあり、今回も王華洋に対して公正に扱うことなく虚偽の指令に従って違法な行為を続けている。
2023年7月21日裁判官の邵阿霞は招遠刑務所で王華洋さんに対して異例の審判を行った。北京からの弁護士が王華洋さんの無罪を主張し、その弁護理由は十分であり、法律の規定も明確だった。弁護士は十分な事実と法的根拠をもとに見事な無罪弁護を行った。裁判官の邵阿霞は黙っていたが、公訴人の黄陽光は言葉が通じず、いわゆる「司法解釈」をもってごまかそうとした。ただし、それらの「司法解釈」は「法律解釈」ではなく、「行政法規」でもなく、「国家法律」でもないことに留意すべきだ。公安部の通知によれば、これまでに確認された邪教組織は14種類あり、その中には法輪功は含まれていない。
弁護士は十分な証拠を提供し、罪名が誤って適用されていること、そして王華洋さんの信仰が合法であり無罪であることを主張したが、主審の裁判長と検事は依然として自分たちのやり方主張し、受け入れようとしなかった。そして政法委員会、610弁公室の指示に従い、事実と法律を無視して王華洋さんを秘密裏に裁判で懲役7年の実刑判決を宣告し、12月20日に済南の男子刑務所に王さんを拘禁してさらなる迫害を行った。
法輪大法を修煉し、人生は生まれ変わる
王華洋さんは、1999年に法輪大法を修煉し始めた。その前に、易経を学び、八卦で占い、風水や地形なども運用した。多くの人は難解な問題があると、彼に助けを求め、問題を解決する方法を尋ね、彼が非常に正確に見ていると考えた。しかし、王華洋さんは法輪大法の書籍、『轉法輪』を読んだ後、その中からより高度な法理を理解し、李洪志先生が述べるのは高次元の法輪大法の修煉であり、一方『易経』は占いであり、道家が説いた三界の理であり、五行の運用に属する小道の修煉であると悟った。それ以降、彼は好きだった『易経』を完全に捨て、占いや風水の運用を絶ち、一心に大法を修煉するようになった。
大法を修煉した後、王華洋さんは莫大な恩恵を受けた。彼の人生は修煉前とはまるで違った。以前、彼は胆嚢炎に悩まされ、長い間治らず、発作が起きると死に至るほどの辛い痛みがあった。しかし法を学び修煉した後、彼の胆嚢炎は驚くほど早く回復し、体調が良くなり、それ以降病院に行くことはなく、薬も一錠も飲んでいない。また、以前は性格が荒れ、暇をもてあまし、喫煙、飲酒、ギャンブルなど、妻との間には長い間対立があった。しかし大法を修煉した後、王華洋さんは次第にすべての悪い習慣を改め、喫煙、飲酒、ギャンブルをやめ、性格が温和になり、寛大で、家庭に尽くし、楽天的であり、全人生が生まれ変わったようになった。親戚や友人、近所の人々は王華洋さんの改変を目の当たりにし、驚いていた。
人生の中で困難や危機に直面することは避けられない。王華洋さんは法輪大法を修煉した後、何度も難関に遭遇した。20メートル以上の深い坑道から落下しても無事だった。車で事故に遭っても無傷であり、火傷を負っても最終的には治癒するなど、これらの奇跡的な脱出の例は、すべて法輪大法の師父のご加護によるものだった。
真・善・忍は人間の最も美しい側面であり、最も価値ある普遍的な価値であり、人類の道徳の最高の域であり、最も高貴で、最も偉大で、最も純粋な信念である。王華洋さんは真・善・忍を実践することで、自らの品徳と道徳を向上させ、信念を持ち、道徳的な追求を持つ良い人になった。
真実を語る 10年間の苦難と流離
王華洋さんは常に他人のために考え、法輪大法をより多くの人に伝え、多くの人が法輪大法の祝福を受け、恩恵を得られるように望む一方で、自分自身には欲望がなく、このような人が前中国国家主席江沢民グループによって迫害され、幸福な家庭が強制的に破壊され、妻は空家で苦しい日々を送る結果となった。
2012年3月23日の午後、招遠市の公安国保畢郭鎮の派出所は、検索証や逮捕状を提示せずに、5、6台のパトカーで多くの警官らは、王華洋さんの家に不当に押し入り、多くの私物押収した。そして王華洋さんの3000元と、80歳を超えた王さんの義理の母親の鞄に入っていた2000元を、押収した。後で追及すると、彼らは一切を否定し、認めないと言い張った。
その後、警官の王玉成は、王華洋さんの妻である迟瑞美さんと娘の王龍娜さんを公安局まで連れ出して「私物を確認してもらう」という名目で拘束し、「社会の秩序を乱す」という理由で不当に15日間拘束した。その後、村の委員長である薛建姬は2人を引き連れて王華洋さんを探しに行き、王玉成さんを連行するため、住宅周辺に監視カメラが設置され、悪人が村の中に潜伏し、王華洋さんが家に帰れないようにした。
現地の学習者は、関連部門に真実を語り、王さんの母、迟さんと王さん妻と娘を救出するために声援を送った。4月5日、8人の学習者が市政府の外で連行され、その後10人が連行された。これらの学習者と一緒に親子も連行され、岭南金鉱の洗脳班で洗脳と迫害を受けた。その後、王龍娜さんは当局による嫌がらせ、監視、違法な尋問に繰り返し遭い、家に戻れない状況となり、2015年8月28日に招遠市の610弁公室の警官に連行され、秘密裏に裁判所が行われ、懲役3年の実刑判決を言い渡された。
王華洋さんの実家の両親はすでに高齢であり、当局の厳重な追跡により、両親は心配で堪らなかった。2014年、父親は突然脳梗塞にかかり、半身不随になり、自立生活できなくなった。2018年には、父親は王華洋さんに会えないことから、父親の面倒をみることが出来ないことを心配して、うつ状態になり、病状が悪化し、最終的に2022年末に亡くなった。
10年間、彼らの家族は、王華洋さんの連行を試みる違法な人々、地元の政法委員会610弁公室、警察、派出所は、家に繰り返し嫌がらせに行き、毎年休日や敏感日には、妻子の困難な生活を監視した。また、1年に数回に及び、2017年以降は何度も妻の実家に嫌がらせに行き、休日や夜中に家のドアを叩くなど、これらの悪質な行為は、王さんの妻に莫大な圧力と負担をかけ、精神的に苦しめ、刺激した。家族を監視し、迫害するために、これらの人々は手段を選ばず、携帯電話の盗聴、位置情報の追跡を行い、王華洋さんの家族、親戚、友人の携帯電話を非法に盗聴をした。プライバシーを侵害し、使用中に雑音が発生し、電話が鳴り、音が大きくなったり小さくなったり、電池の消耗が速かったり、頻繁にフリーズしたり、信号が悪かったりするなどの異常が発生している。2019年10月、彼らは家族が家を空けている隙に、彼の家の裏に特製のカメラと照明を設置し、彼の家族の生活を昼夜問わず監視し、妻には生活上の大きな苦痛と精神的な圧力を掛けた。これらの行為は法を重大に犯し、家族の日常生活に深刻な妨害を与え、住宅権、生活のプライバシー権、肖像権などの人身の自由権利を侵害している。
これらの10年間、彼らの家族が受けた迫害は、当局および関連する執法機関が法を無視し、人権を軽視し、権限を乱用し、私利私欲のために法を曲げ、違法犯罪を犯す実際の姿だった。
中国憲法と法輪功についての主張
中国の憲法第33条は、「中華人民共和国の市民は法の前で平等でなければならない。国家は人権を尊重し保障する」と規定し、人々に広範な権利と自由を法に基づいて享有することを要求し、また市民の自由は侵害されないように規定している。
憲法第35条では、「中華人民共和国の市民は言論、出版、集会、結社、行進、デモの自由を有する」と規定している。
憲法第36条では、「中華人民共和国の市民は宗教信仰の自由を有する。任何国家機関、社会団体および個人は、市民に宗教の信仰と不信仰を強制してはならず、宗教を信仰する市民と信仰していない市民を差別してはならない」と規定している。
憲法第38条は、「中華人民共和国の市民の人格尊厳は侵害されてはならない。禁止される方法で市民に侮辱、中傷および誣告陷害を加えてはならない」と規定している。市民のプライバシー権を侵害することは、市民の人格尊厳を侵害することと同等。
憲法第39条は、「中華人民共和国の市民の住宅は侵害されてはならない。非法な検索または侵入は禁止される」と規定している。
また、《中華人民共和国法制法》第87条では、「憲法は最高の法的効力を有し、すべての法律、行政法規および地方法規は憲法に抵触してはならない」と規定している。憲法は国家の基本法であり、最高の法的効力を有している。人々の信仰を尊重し、憲法が市民に与える信仰、言論、出版、結社の自由を守ることは、憲法を尊重する基本的要求であり、憲法を尊重する具体的な具現でもある。これは憲法を守る神聖で尊い行為でもある。
したがって、現行法に基づくと、何を信じ、信じないかは個人の自由意志の表れであり、天与の人権であり、憲法が市民に授ける権利です。人々が法輪功に対する信仰や法輪功の真実に関する情報が人々にもたらす「真・善・忍」、「法輪大法の良さ」は、人々の心に善念をもたらし、中華民族の伝統的な信仰を取り戻すものであり、「国と民にとっては百利あって一害もない」である。これは憲法が市民に与える信仰、言論、出版の自由を合法的に実践する権利であり、合理的であり、適法である。
中共当局は頑迷であり、依然として江沢民グループによる法輪功への弾圧政策を推進し、悪勢力を放置している。良心的な人が被害を受け、罪を犯しています。現在、疫病が蔓延して四年が経過しているが、罰せられると同時に、現政権と人々に対して最後の警告と省察の機会を提供している。賢明な中国の人々は既に目を覚まし、状況を理解し、悪党の魔の手から脱し、「三退」を選択し、神仏の慈悲と保護を求め、人生で正しい選択をしているた。人々が真実を理解し、正邪を識別し、悪から離れて善へ転じ、美しい未来を持つことを心から願っている。
