遼寧省本渓市の仲維芹さん、迫害により死亡
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 【明慧日本2024年1月20日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省本渓市の法輪功学習者・仲維芹さんは、2014年5月に連行され、不当に拘束され、懲役3年の実刑判決を言い渡された後、医療仮釈放で帰宅した。2016年11月15日、仲維芹さんは、遼寧省女子刑務所に連行され、2017年10月28日に刑務所から帰宅した際、健康状態が悪化し、身の回りのことができなくなり、2023年11月22日、冤罪が晴れないままこの世を去った。享年69歳。

 2014年5月5日、仲さんは本渓市渓湖区柳塘で法輪功迫害の実態についての資料を配布した際、河西派出所の警官に連行された。同派出所の副所長・富喜忠と3人の警官が仲さんの家を家宅捜索し、CDやMP3などの私物を押収した。仲さんは15日間拘束され、その後、本渓市留置場に移送された。

 2014年11月20日、仲さんは本渓市渓湖区裁判所の裁判官・姜亜玲から懲役3年の実刑判決を言い渡された。仲さんは法律に従い本渓市中等裁判所に上訴したが、中等裁判所の二審は行われず、原判決を維持した。2015年2月12日、仲さんは留置場で迫害を受け、血圧が200以上に達し、身体検査で健康状態が基準に満たしていないため入所しなかった。2015年5月15日、仲さんは1年間の医療仮釈放をされた。

 2016年11月8日午前9時30分頃、千金派出所の警官・馬亮ら3人、検察庁の職員が仲さんの自宅に侵入し、動きの困難な仲さんを無理やり連れ去った。その後、仲さんは強制的に身体検査を受けさせられたが、健康状態が基準に達していないため、入所しなかった。

 その後、派出所側は家族に連絡することなく、仲さんを本渓市金山病院の刑務所病棟に送り、強制的に入院させ、注射や投薬を行った。1週間の入院後、2016年11月15日、仲さんは遼寧省女子刑務所に強制的に「入所」させられた。家族は姜亜玲判事に仲さんの状況を尋ねたところ、司法局の助言を実行する必要があると答えた。

示意图:中共监狱中的奴工迫害

イメージ図:刑務所での強制労働

仲さんは遼寧省女子刑務所で強制労働を強いられ、自立歩行ができないほど体調が悪化した。2017年10月28日、刑務所から帰宅し、自立生活ができなくなり、2023年11月22日に亡くなった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/14/470951.html)
 
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