北京市の李秀英さんに、懲役2年の不当判決
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 【明慧日本2024年1月20日】北京市西城区の法輪功学習者・李秀英さんは、同区の裁判所に懲役2年の不当判決を下された。判決に不服として、李さんは中級裁判所に控訴した。現在、李さんは北京市西城区留置所に拘禁されているが、体に病状が現れ、治療のための「保釈」の申請中である。

 明慧ネットの報道によると、2023年に北京地区に4人の法輪功学習者が判決を受けたが、4人とも80歳以上の女性であった。

 顧秀英さん(88)は、北京市西城区在住、懲役2年の判決を受けた。
 鄧春仙さん(82)は、北京市在住、懲役3年の判決を受けた。
 胡行銑さん(81)は、北京市豊台区在住、懲役3年の判決を下された。
 胡桂蘭さん(80)は、北京市海淀区在住、懲役1年の判決を下された(治療のため、刑務所外の執行となった)。

 李さんの年齢は現段階、不詳である。

 明慧ネットの資料によると、李さんは近年、嫌がらせや連行・拘禁などの迫害を受けた。

 2016年3月9日午後3時ごろ、月壇街道に所属する三つの住民委員会の人が李さんの家に押し入り、江沢民を告訴したかどうか、その理由が何であるかと尋ね、李さんは告訴したと答えた。同日午後5時ごろ、西城区白紙坊派出所の警官6、7人が李さんの家に押し入り、家宅捜索を行い、法輪功関連書籍とノートパソコンを押収した。警官は李さんを連れて行こうとしたが、李さんは断固として応じず、印刷した「江沢民を訴えることは憲法で保護されている」という文章と、その関連する憲法の条文も警官に見せた。警官はそれを持って行った。

 2019年10月25日、李さんは人々に法輪功の資料を送ろうとしているところを、警官に連行され、豊台区留置場に送られた。

 2022年4月5日、李さんは人々に法輪功迫害の実態と、法輪功の素晴らしさを伝えたため、警官に連行された。その後、李さんは北京市西城区裁判所に提訴されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/16/471031.html)
 
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