江西省の李水清さん 不当に拘禁された
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 【明慧日本2024年1月25日】江西省九江市在住の法輪功学習者・李水清さん(74歳女性)は、2021年5月26日、永修県裁判所により懲役3年10カ月の不当判決と2万元の罰金を言い渡され、健康上の理由により監視付きの刑務所外での判決を受けた。2023年12月21日に南昌市女子刑務所に移送された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

李水清さん

 2020年7月13日、李さんは法輪功を実践したとして、廬山区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行された。警官らが李さんの自宅に侵入し、李さんのパソコン、法輪功の書籍、法輪功迫害の事実に関する情報資料を押収した。警官は李さんを警察病院に搬送し、2020年8月5日に保釈した。警官は李さんが保釈中で自宅にいたにもかかわらず、嫌がらせを続け、再び警察病院に連れて行こうとした。警官は李さんを刑務所に入れると脅した。

 2021年5月26日、九江市濂渓区(れんけいく)地方裁判所は、下位の永秀県裁判所で李さんの裁判を法廷外で開き、後に李さんは懲役3年10カ月の不当判決と2万元の罰金を言い渡された。李さんの健康状態が悪かったため、刑務所側は帰宅して刑務所外での執行を許可した。

 2023年12月14日、国保の数人の職員が突然李さんの自宅を訪れ、健康診断のため病院に連れて行った。12月21日、警察は李さんを南昌市女子刑務所に直接連行した。

 過去の迫害

 李さんはかつて、気管炎、喘息、腎盂腎炎、アレルギー性潰瘍性大腸炎、高血圧、胃病の問題、関節炎など、さまざまな病気を患っていた。李さんの足は常に腫れていて、どんな治療も役に立ったなかった。しかし、1996年5月に法輪功を学び始めた後、李さんの持病はすべて消えた。

 1999年に迫害が始まった後、李さんは当局に何度も連行され、不当に拘禁された。

 2009年8月20日に他の学習者たちと法輪功の本を読んでいる最中に連行された。李さんは地元の留置場に3カ月間拘禁され、その間無給で重労働を強いられ、食事代として毎月300元を支払わなければならなかった。警察はまた、李さんが釈放される前に李さんから 4,000 元を強要した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2023/12/29/470110.html)
 
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