天津市72歳の劉淑玲さんに不当判決4年
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年1月25日】天津市宁河区に住む72歳の法輪功学習者・劉淑玲さんは、2023年12月26日の朝、再び不当に裁判が開かれ、懲役1年の実刑判決を言い渡された。身体検査を受け、基準に満たしていないため、現在は在宅。

 劉さんは2023年11月6日に不当に開かれた裁判で、出席した裁判官や一般の人々に法輪功迫害の実態と法輪功の素晴らしさを伝えたとして、警察に「態度」が悪いと指摘され、2度目の裁判が開かれる可能性があると言われた。

 劉淑玲さんは、天津市の宁河県芦台鎮出身で、1952年2月生まれ。1991年、突如として劉さんは 「奇病」 に見舞われた。病気になるたびに、その苦しみや辛さは言葉で表現できないほどで、痛みで、生きていく気力がなかった。病院に行っても、どんな病気かが分からず、この苦しみは3年にわたり続いた。1994年、絶望的な状況にあった劉さんは法輪功に出会い、数日間試した結果、数年間悩まされていた 「奇病」 は一瞬にして消え去り、重苦しかった家庭に久しぶりの笑顔と歓声が戻った。 

 1999年7月20日、中共による法輪功迫害が発動された後、劉さんは法輪功の実践し、恩恵を受け、1999年10月に実際の状況を上層国家機関に報告するために北京へ陳情に行った。その時私服警官に連行されて天安門の留置場に連れて行かれ、地元の政府関係者に引き戻され、宁河県留置場に拘留された。さらに町の政府で20日以上も洗脳され、3300元を強要された後、やっと家に帰ることができた。

 それ以降、劉さんの家庭は平穏でなくなった。派出所の職員はいつも嫌がらせをし、夜中に劉さんの家のドアをノックすることが日常的になった。2000年12月までに、芦台鎮の派出所の警官が違法に5回も劉さんの家を訪れ、合計で6回、劉さんを県留置場に拘束した。2001年1月、派出所警官と芦台鎮政府の武装部長・程某は何の証明書も提示せず、再び劉さんを鎮政府の洗脳クラスに連行した。劉さんは、8日後に県留置場に拘禁され、さらに1カ月後に直接天津の板橋女子教養所に送られ、2年6カ月の不当労働教養を言い渡された。

 2004年、劉さんは長女の家で3歳の孫娘の面倒を見ていた。同年3月のある日の朝、娘と婿が仕事に出かけたばかりの時、芦台鎮派出所の警官6、7人が娘の家に押し入り、劉さんを連行した。3歳の孫娘は警官らの非人道的暴行を目撃し、ショックを受けて尿漏れを起こした。孫娘の尿漏れは半年以上続いたという。 

 劉さんは不当に県留置場に収容され、警察の祖軍、張某などが繰り返し違法な尋問と拷問を行っていた。劉さんは迫害により身体は衰弱し、めまい、嘔吐、ベッドから起き上がれない状態になり、医師の治療も受けられなかった。2004年12月、劉さんは宁河県裁判所によって不当に4年の有罪判決を受け、その後、天津女子刑務所に連れて行かれて迫害され続けた。刑務所の刑務官らは劉さんに信念を放棄するよう強要し、重罪犯の受刑者と共謀して劉さんを苦しめた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/22/471217.html)
 
関連文章