留置場で薬物による迫害 薛彩萍さんが危篤状態
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 【明慧日本2024年1月28日】山東省煙台市の法輪功学習者・薛彩萍さん(48歳女性)は、「真・善・忍」の信念を堅持していたため、2017年から2023年まで繰り返し迫害を受けた。そして2021年、広州市の棠下留置場に収容された際に薬物による迫害を受け、現在は生命の危機に瀕している。

 法輪功を学び 心身ともに健康に

 薛さんは河南省の出身で、結婚して子供を出産した後、2010年に山東省煙台市に移住した。法輪功を学ぶ前、美容師だった薛さんは疲労が重なり、五十肩や腰椎椎間板ヘルニアを患った。そして家の経済状況がよくなかったため、夫との喧嘩が絶えなかった。病気の義父母の世話で疲れもたまり、頭痛や不眠症、動悸、呼吸困難、血便などの症状も現れた。

 しかし2014年、薛さんは法輪功を学び始めた。それからは法輪功の修煉によって体が浄化され、2カ月間で病状がすべて消え、健康を取り戻した。

 法輪功の恩恵を受けた薛さんは、人々に法輪功の素晴らしさと法輪功が迫害されている実態を伝えた。しかし薛さんが法輪功学習者一名と共に煙台市経済技術開発区で法輪功への迫害の実態を伝えた2017年10月22日、同区金橋派出所の警官に連行され、煙台市福山区東留公島にある煙台市留置場に拘禁された。同年11月21日、警官は薛さんの夫から6000元を奪い取った後に薛さんを解放した。その後、薛さんの夫は当局からの圧力に耐えられず、薛さんと離婚し、息子を引き取った。

 広州留置場で薬物迫害を受ける

 2019年9月11日、薛さんは政府関係部門に法輪功への迫害についての手紙を郵送したため、経済技術開発区の福莱派出所の警官に連行された。警官は薛さんの自宅に押し入り、法輪功の関連書籍、携帯電話、法輪功の迫害について書かれた手紙50通などの私物を押収した。煙台市留置場に30日間拘禁された薛さんは、10月11日に元夫から2000元の保証金が支払われたために保釈された。

 2019年10月、薛さんはアルバイトのために広州市へ行った。

 2021年3月24日、薛さんは法輪功の資料を配布したため、広州市天河区長興派出所の警官2人に連行され、天河区棠下留置場に送られた。しかし留置場のルールを暗唱しなかったため、薛さんはトイレ掃除を毎日させられ、歯ブラシや歯磨き粉、トイレットペーパーなどの日用品の使用が許されなかった。

 薛さんは、留置場に約2カ月収容されていた際、迫害への抗議で断食し、警官に地下室に入れられた。断食の4日目、留置場の医者は、内容不明の液体をコップに入れて地下室を訪れ、「これは栄養剤だ、「栄養」を補給したらここから出られる」と言って、薛さんに飲ませた。薛さんはそれを飲んだ当日の夜勤の際、腹部に激痛が走り、地面にしゃがみ込んで起き上がれなかった。その際、長時間しゃがんでいるのに、警官が立たせに来なかったことが薛さんは奇妙に感じた。というのは、以前に夜勤で疲れてしばらくしゃがんでいると、監視室にいた警官がすぐに見つけて、立つようにと言われたからだった。

 地下室から出た薛さんの腹部は、徐々に大きく膨らんできた。2021年10月、腹部が妊娠7~8カ月のような大きさになったと同時に食事を食べられなくなった。留置場側は、薛さんを天河区武警病院に送って検査を受けさせた。その結果を見た医者は驚いた表情だったが、薛さん本人には結果を教えなかった。

 留置場側は薛さんの妹を呼び、薛さんに治療のための保釈の手続きをさせた。薛さんの妹は薛さんを3つの病院に連れていった。広州第八病院と広州人民病院の主治医は、薛さんはすでに末期の卵巣癌になっており、手術は危険だと薛さんの妹に告げた。2021年12月、妹は薛さんを広州第二人民病院に連れていった。薛さんは12月24日に手術を受け、子宮や卵巣などを摘出し、25リットルの腹水を抽出した。入院中の39日間、薛さんは食事をとることができなかった。しかし、薛さんは法輪功を信じた。その後、身体は徐々に回復した。

 不当判決を受け 腹部が再び大きく膨らむ

 2021年12月2日は薛さんの裁判が行われる予定だったが、2022年1月に延期された。広州市海珠区法院は、薛さんをオンラインで裁判にかけて懲役3年6カ月の判決を下し、わずか2500元の預金しかない薛さんの銀行口座を凍結した。

 保釈期間中、薛さんは広州の妹の家に滞在して療養していたが、広州市天河区長興派出所の警官が何度も家に来て嫌がらせや脅迫をした。2023年1月、薛さんは妹に迷惑をかけないように、故郷の河南省に戻った。河南省の故郷では、警官から時々電話で嫌がらせを受け、親族はその圧力で薛さんを長く引き留めることができなかった。2023年6月、薛さんのお腹はまた7〜8カ月の妊婦のような大きさになり、親戚は薛さんが家で死ぬことを恐れて追い出した。薛さんは仕方なく煙台市にいる元夫に助けを求めた。元夫に煙台107病院に送られて治療を受け、2度目の手術を受け、腹部から約5キロの腹水を抽出し、その後3回の化学療法を受けた。しかし化学療法は体を回復させるどころか、全身に痛みをもたらし、筋肉も徐々に失っていくとわかっていたので、化学療法の継続は拒否した。

 以前に刑務所で迫害されたことがある法輪功学習者との交流を通じて、薛さんは、広州市天河区にある棠下留置場の地下室で飲まされた栄養剤は、おそらく薬物であり、それが体に異常を引き起こしたのだと気づいた。

 現在、迫害されてきた薛さんは痛みと衰弱に苦しみ、お腹が膨らみ、全身は腫れ上がり、歩くこともできない。血尿があり、自分の身の回りのこともできず、寝たきり状態になっているという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/22/471216.html)
 
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