長春の法輪功学習者4人が不当な裁判を受ける
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年1月30日】吉林省白城市の洮南市裁判所は、今年1月18日、謝峰さん、黄梅さんなどの4人の法輪功学習者(以下、学習者)に対して、不当な裁判を行った。現在はまだ判決が下されていない。2024年に入ってからわずか1カ月未満の間に、明慧ネットは、中国共産党の裁判所によって92人の学習者が不当な判刑をくだされたと報じている。

 報告によれば、謝峰さん、黄梅さんなどの4人の学習者は、快手アプリで法輪功に関する内容を拡散したとして、2023年7月に白城市鎮賴県公安局の警察によって連行された。そのうち、長春市農安県の謝峰さんは、TikTokで法輪功創始者の新しい経文を何度か拡散したとして、2023年7月12日の朝、自宅で白城市公安局の警察に連行された。警察は家宅捜索を行い、法輪功の書籍を差し押さえたうえに、謝峰さんを白城市留置場に連行した。身体検査で合格しなかったため、謝峰さんは「裁判待ちとして一時釈放」の措置で家に帰された。(同時に連行されたほかの学習者たちの情報はまだない)

 情報によれば、この迫害行動は、吉林省の610弁公室の命令に基づいて実行され、秘密裏の監視と傍受を経て、同時に4人の学習者を連行し、白城市留置場に拘留した。この陥れ事件は白城市鎮賴県公安局が捜査を行い、洮南市検察院が控訴し、洮南市裁判所が裁判を行った。

 今年1月18日の朝、洮南市裁判所で不当な裁判が行われ、4人の学習者が審問された。法廷は各家庭に1人の家族しか立ち会わせず、各学習者の審問には約30〜40分かかった。謝峰さんは弁護士を雇っていなかった。謝さんは最後の陳述で「私の法輪功修煉は信仰であり、刑法の罰則には該当せず、起訴人の有罪の推定は客観的な根拠がない。私の訴えに基づいて、事実と法律法規に従って、法廷は私を無罪と認定し、無条件で釈放すべきだ」と述べた。

 中国共産党(中共)は近年、学習者に対する司法迫害を狂気的に行っている。明慧ネットによると、2023年には少なくとも、1188人の学習者が中共によって違法な判刑をくだされ、最年長者は89歳で、平均して毎月約67人の学習者が不当な判決を受けている。そして、今年1月1日~25日までのわずか1カ月未満の期間に、明慧ネットはさらに92人の学習者が中共の法廷によって不当判刑をくだされたと報じている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/27/471417.html)
 
関連文章