四川省の胡彪さん さらに懲役9年の不当判決
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 【明慧日本2024年1月31日】四川省瀘州市(ろしゅうし)在住の法輪功学習者・胡彪さん(78歳男性)は、法輪功を学んでいるとの理由で2023年10月に当局に懲役9年の不当判決を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 胡さんは2022年9月28日に古藺県(こりんけん)の警官らに連行された後、2023年11月3日に古藺県拘置所から加州刑務所に移送された。

 過去24年間にわたる迫害の中で、胡さんは何度も当局に連行され、拘禁された。胡さんは1999年から2013年の間に、当局によって不当に懲役刑を言い渡され、拘禁された年数は10年以上である。

 胡さんの釈放から6年が経過した2019年12月13日、古藺県社会保障局から突然胡さんに電話があり、2020年3月までに23万1,816.42元の「過払い」を返還するよう命じられた。

 胡さんは年金給付は合法的に稼いだ資産であるとして支払いを拒否した。その後、社会保障局と警察は胡さんとその家族に耐えられないほどの嫌がらせを始めた。胡さんは家から離れて暮らすことを余儀なくされた。

 胡さんの息子は医師で、2022年9月26日午前10時頃、胡医師の診療所に30人以上の警官や地元の役人、職員などが父親の胡さんの行方を調べようとして家宅捜索をした。

 さらなるトラブルを避けるために、胡医師は仕方なく父親に代わって23万1,916.42元を支払った。胡医師はまた、経営している診療所を監督する地元の保健当局らが科した罰金総額3万1500元も支払った。

 胡医師はこれで終わりだと思ったが、警察は依然として父親に法輪功を放棄するよう説得するようにと告げた。警察は胡医師に嫌がらせを続け、診療所を閉鎖し、胡医師の妻と息子を巻き込むと脅迫した。胡医師は絶望と無力感を感じ、最終的に、診療所を売却し、故郷から離れた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/1/470454.html)
 
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