迫害の被害者を追悼 フィンランドの学習者は真相を伝える
■ 印刷版
 

文/フィンランドの法輪功学習者 

 【明慧日本2024年1月31日】2005年、国連総会は毎年1月27日を迫害の犠牲者を追悼する国際記念日とする決議を採択した。国際的には、この日はより広く外国人排斥に反対し、世界中でさまざまな時期に起こった迫害の犠牲者を追悼する日でもある。

 2024年1月20日(土)、フィンランドの法輪功学習者は首都ヘルシンキ中心部のショッピングモール「カンピ」近くの広場で「迫害犠牲者追悼デー」を開催し、中国共産党(中共)による法輪功への迫害と生きたまま臓器を摘出する邪悪な犯罪に終止符を打つよう呼びかけ、中共の残酷な迫害に今も苦しんでいる法輪功学習者に注意を払った。

 2024年1月25日(木)、法輪功学習者の一部が中国大使館前に集まり、平和的に抗議し、24年間続いた法輪功への迫害の停止を訴えた。

'图1:二零二四年一月二十五日,芬兰法轮功学员来到中共大使馆前和平抗议。'

中国大使大使館の前で迫害の抗議をしている学習者

'图2:二零二四年一月二十日,芬兰法轮功学员举行“受迫害者纪念日”活动。'

2024年1月20日、「迫害犠牲者追悼デー」を開催した学習者

 気温マイナス20度の土曜日、迫害され死亡した法輪功学習者の遺影やキャンドル、「生体臓器狩りを止めよう」というポスターなどが展示され、市民に重要なメッセージを伝えた。このイベントは通行人の注目を集め、法輪功学習者の反迫害活動を支持するサインをしにテーブルに直行する人もいれば、「あなたたちは素晴らしいことをした、応援します」と親指を立てる人もいた。

'图3~4:民众签名支持法轮功和平反迫害活动。'

学習者の反迫害活動に賛同し、署名する市民

 ヘナさんは、「普段は簡単にサインはしないのですが、皆さんの話は私の心に深く響きました 」と言った。

 エンジニアのルークさんと社長のジョンさんは、イギリスからフィンランドに旅行に来ていた。ルークさんは学習者に、「法輪功について以前は何も知りませんでしたが、中国共産党(中共)が香港人やイスラム教徒を含む中国人を絶えず迫害していることは知っていました。 中国共産党が設置した労働教養所は、法輪功学習者を迫害するために使われるだけでなく、他の人も標的にすることを知っています。どうか信念を持ち続けてください。」とエールを送った。

 ヘルシンキのある市民は、「今日、ショッピングモールの近くで大統領候補の選挙運動があって中国の人権について彼らに話をしに行く必要があります。彼らに中共は権力を悪用して生体臓器狩りをしていることを伝えるべきです」と話した。

 中国共産党大使館近くに住むある住民は、迫害に反対する法輪功学習者の活動を支持し積極的に署名した。彼は、「私はこの事を知っています。みなさんが毎日そこに坐禅し、やり続けることを見ています」と言った。

 高校生のイローナさんは署名し、そして、学習者に、先生が宗教の授業中に法輪功は中国では自由に学べず、残酷な迫害を受けていると話したという。

 フィンランド人の女性は、「私はアムネスティ・インターナショナルの会員で、法輪功について知っています。人には信仰の自由があります。法輪功を自由に学び、修煉し、言論の自由を持つべきです。みなさんは正しいことをしました」と語った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/27/471412.html)
 
関連文章