山東省菏沢市の2人の住民に不当判決
【明慧日本2024年2月1日】山東省菏沢市(かたく-し)在住の2人の法輪功学習者・孟憲春さん(75歳女性)と張方立さん(63歳男性)は、2023年12月8日、法輪功を学んでいることを理由に、中共当局に懲役1年6カ月の不当判決と、1万元(約20万円)の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
2023年7月16日、 孟さんと張さんのほか、地元の3人の女性法輪功学習者・孟凡秀さん(60〜70代)、王義華さん(60代) と王義華さんの姉(66歳、名前不明)も同時に、菏沢市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と単県(ぜんけん)国保及び複数の派出所の警官らに連行された。
警官らは、5人の学習者の家を家宅捜索した。孟さんの隣人・馬玉蘭さん(法輪功を学んでいない)も連行され、釈放されるまで数時間拘留された。
4人の女性学習者は連行後、単県事件処理センターに連行され、翌日菏沢市拘置所に連行された。孟憲春さんは身体検査で高血圧が判明したため、入所を拒否された。警察は孟さんの息子に孟さんを迎えにくるよう呼び出し「保釈通知書」を渡した。
王義華さんの姉も、10年前に結腸がんを患っていることが拘置所で判明したため、当初は入所を拒否された。王さんの姉は、法輪功を学んだ後回復したが、拘置所は再発の可能性を懸念していた。しかし、警察は依然として拘置所に王さんの姉を入所させるよう説得した。
張さんは連行の翌日、単県拘置所に連行された。