正時の全世界同時発正念についての悟り
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文/河南省の大法弟子 心明

 【明慧日本2024年2月6日】最近、魔の妨害と、時間の段取りがうまくできなかったせいで、私は朝眠くて起きられず、正時の発正念をしていませんでした。その時の私は「逃しても大丈夫。起きてから独りで補えばよい」と考えていました。しかし、全世界の同時発正念の時間を逃した後、独りでの発正念の効果は非常に悪く雑念も多く、一瞬たりとも心が静かになれません。意識がわずか数秒で雑念に持っていかれ、どこに飛んで行ってしまったかも分からない状況です。「なぜ急に早朝これほど眠くなってきたのだろうか」と、自分でも不思議でなりませんでした。ただただ不思議に思い、その原因を深く掘り下げていませんでした。

 師父はこのようにおっしゃっています。「一つは自分の良くないものを取り除くことです。全て含まれています。考えにある良くないものが全部含まれており、とても多いのです。多くの良くない生命は人間の身体の範囲にある空間に入り、多くの良くないものが入ってしまうのです! 人体は開放されていて、高倍率の顕微鏡で拡大すれば、粒子と粒子の間に隙間があり、砂のように隙間があるのが見えます。さらに拡大すれば、宇宙の星と星の間のような距離があり、ミクロ、さらにミクロ的な物体は通り抜けることができ、その次元の生命は思うままに通り抜けることができます。実は、道家は人体が小宇宙だと言っているので、自分の人体に向かって正念を発し、これらの良くないものを取り除くことは小さいことですか?」(『各地での説法十四』「二〇一六年ニューヨーク法会での説法」)

 この段落を読んで、私ははっと悟りました。「大法弟子全員が同時に正念を発するとき、各大法弟子の体内、および各大法弟子が受け持った宇宙空間にある邪悪は隠れる場所がなくなる。なぜなら、邪悪を一掃しようとする大法弟子の功が至るところにあるからだ。その時間に正念を発していない大法弟子がいれば、邪悪はその弟子の体内に逃げ込み、取り除かれることから免れることができる。そのような邪悪なものが体内でますます蓄積され、ますます強大になれば、その弟子の状態や修煉に影響を及ぼすことになる」

 「今の私はまさにこのような状況に陥っていて、時間通りに発正念できず、発正念の状態もよくない。すぐに目を覚まして自分を正さないと、ますます増えていく体内の邪悪の要素が、私の修煉と『三つのこと』の実行をひどく妨害することになる」

  そう思った後のある朝、私はついに睡魔の妨害に打ち勝ち、時間通りに起床して発正念を行いました。自分の空間場にある邪悪を取り除く際、私は無限のエネルギーが身体の中で激しく波を打ち、それらの邪悪な要素が跡形もなく消えていくのを感じました。

 そしてその瞬間、私は師父が何度も言及されている「大法を実証する」という言葉のある次元での意味をふと悟りました。これまで、私はこの言葉の具体的な意味が分かりませんでした。文字自体は簡単明瞭ですが、実証とは何か、そしてどう実証すべきか分かりませんでした。しかし、その日のその瞬間、突然、私は以下のことが分かりました。「大法弟子は法を学ぶことによって、自分なりの大法に対する理解と認識を得ることになる。その後、個々の大法弟子が自らの個人修煉、および真相を伝え衆生を救う過程において、自らが認識した法理に基づき、なすべきことをきちんとなしていく。最終的に、大法は個々の大法弟子をそれぞれの修煉によって到達した次元に圓満させ、大法弟子を各次元の宇宙として成就させるのだ。このような過程を通じて、大法の智慧、大法の衆生を救い済度する能力、および大法のできないことはないという万能の能力も実証されるのだ」

 以上は、個人修煉における現時点での私の悟りであり、次元に限りがあるため、妥当でない部分があれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。

 (編集責任者:文謙)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/2/471765.html)
 
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