【明慧日本2024年2月7日】ハルビン市の法輪功学習者・王景麗さんは、2021年12月23日にハルビン市道里区裁判所によって不当に懲役3年の刑を宣告され、2022年2月18日には黒竜江省女子刑務所に拘禁された。2023年11月17日から19日の期間、ハルビン市の気温は最低でマイナス25度前後、最高でもマイナス15度前後だったと報告されていたが、王さんは受刑者の黄亭亭によって連続して10回も、凍えるような水を浴びせるという残忍な拷問を受けた。
中国共産党による拷問のイメージ図:水を浴びせる
王景麗さんが受けた迫害事実の概要
王さんは、現在約59歳。中国・ハルビン市の双城区に在住。王さんは法輪功を修煉し、真・善・忍の原則に基づいてより良い人を目指しており、心身ともに恩恵を受けた。中国共産党(以下、中共)の邪悪な迫害に遭遇し、連行され、留置場、労働教育所、洗脳クラス、派出所などで不当に拘束された経験がある。
1999年7月25日、王さんは、法輪功と平和に対する嘆願のために北京に向かったとして、連行され、地元に戻された。最初に双城区の留置場に不当に70日間拘禁され、その後はハルビン市の顧郷留置場に拘禁され、警察による拳打ちや蹴り、耳を叩かれるなどの暴力を受け、プラスチックのパイプで殴打され、8日間足かせを付けられた。その後、王さんは万家労働教育所に不当に拘禁され、1年間の労働教育を受けた。王さんは迫害に抗議するために断食し、警察や監視受刑者によって毒打(殴打)された。万家労働教育所を出所後、再び、双城区の第二穀倉の関係者に連行され、洗脳クラスで1カ月以上にわたり迫害を受けた。
2020年2月20日、王さんは他の学習者・崔秀琴さんとスーパーマーケットで会った際、建国派出所の警官2人に連行され、派出所では鉄の椅子に手錠をかけられ、一晩中拘束された。
2021年6月10日の午前7時半ごろ、建国派出所の警官と地域の関係者が王さんの家に押し入り、3歳の孫娘を見守っていた王さんを留置場に連行し、違法に家宅捜索を行い、コンピュータ、携帯電話、法輪功の書籍などの私物を奪った。その日、ハルビン市の南岡区、道里区、道外区、香坊区、松北区、双城区では17人の法輪功学習者が警察によって連行され、同時に家宅捜索と嫌がらせを受けた。
ハルビン市第二留置場の410号室では、王さんの頭部が受刑者によって傷つけられ、歯も緩んでしまった。留置場側は王さんが「自傷」したと虚偽の主張をした。
2021年12月23日、王さんはハルビン市道里区裁判所により、不当に3年間の懲役刑を宣告され、2022年2月18日には、黑竜江省女子刑務所に拘禁された。