安徽省の王玉祥さんに、さらに懲役3年の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年2月8日】安徽省淮南市(わいなん-し)在住の法輪功学習者・王玉祥さん(66歳女性)は、法輪功を学んだとして、中国共産党(以下、中共)に懲役3年の不当判決と7000元(約15万円)の罰金を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中共に迫害されている。

 王さんは、2023年1月に法輪功迫害の事実に関する情報資料を配布したことで通報された。園南派出所の警官らは数日後の1月20日、王さんの自宅を家宅捜索し、法輪功の書籍、パソコン、プリンターなどの私物を押収した。

 園南派出所の警官は2023年6月に王さんを騙して、事件に関して何らかの手続きが必要だと主張し派出所に出向かせた。その後、王さんは地元の拘置所に拘禁された。

 謝家集区(しゃかしゅう-く)検察庁は王さんを起訴した。謝家集区裁判所は2023年9月中旬に王さんに対して裁判を開廷した。王さんの家族は、2023年12月に王さんに対しての不当判決を知ったが、正確な判決日は分からない。

 過去の迫害 

 王さんは法輪功を学んでから、胃の問題、偏頭痛、五十肩が治った。1999年に迫害が始まって以来、王さんは法輪功の信念を堅持しているとして、繰り返し中共に迫害されている。

 2004年1月19 日、王さんは中共当局に連行され、同年3月11日に懲役2年の強制労働を言い渡れ、すぐに合肥市女子強制労働教養所に移送された。

 2011年8月22日、六里站派出所の警官らは、王さんが路上で法輪功について人々に話していたとして通報を受け、王さんを連行して家宅捜索を行い、法輪功の書籍、情報資料、パソコンなどを押収した。

 王さんはその夜、淮南市第一拘置所に連行され、無給で重労働を命じられ、3カ月間の拘禁中は家族との面会も拒否された。

 その頃、王さんの夫は仕事を解雇されたばかりで、王さんは家族を養うために雑務をしていた。王さんはまた、夫の両親(80代)と、母親の世話にも苦労していた。王さんの家族は王さんの釈放を求めに行ったが、警察は王さんの案件を地方裁判所に送ったと伝えた。その後、王さんは中共当局に懲役3年の不当判決を言い渡され、宿州刑務所に移送された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/1/470462.html)
 
関連文章