長春市の張海紅さんは不当判決を受けて刑務所に送り込まれる
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年2月16日】吉林省長春市の法輪功学習者・張海紅さん(56歳女性)は、2023年11月、地元の裁判所に懲役2年の不当判決を下された。そして、今年1月25日、張さんは吉林省女子刑務所第一監区に送り込まれたが、刑務所側は張さんの家族に通知をしなかった。

 張さんは1994年から法輪功を学び始めた。1999年7.20、中国共産党当局が法輪功迫害を開始した後、法輪功への信仰を堅持した張さんは、連行・拘禁、労働教養処分2回などの迫害を受けた。

 2000年11月、張さんは法輪功学習者(以下、学習者)の修煉交流会に参加したため、警官に連行され、1カ月間、刑事拘留をした。

 2002年、張さんは自由大路派出所の警官に連行され、1年間の労働教養処分を科された。

 2004年9月26日、張さんは他の学習者2人と一緒に法輪功の資料を配布したため、緑園区派出所の警官に連行された。派出所の警官は、張さんを殴ったり蹴ったり、スタンガンで電気ショックを与えたりして、1日中苦しめた後、15日間拘留した。その後、長春市緑園公安分局の警官は張さんを黒嘴子女子労働教養所に入れ、1年間の労働教養処分を科した。

 2023年6月14日、張さんと夫の田子東さんは、自由大路派出所の警官に自宅から連行された。警官は張さんの家を家宅捜索し、十数冊の法輪功関連書籍と400枚以上の法輪功の文言が書かれた紙幣を押収した。警官は張さん夫婦を留置場に送ったが、張さんは身体検査で血圧が高かったため、留置場側に入所を拒否された。翌日、警官は張さんを強制的に長春市監督管理センターに入れた。夫の田子東さんは「保釈」で帰宅した。

 9月14日、張さんは長春市朝陽区裁判所に提訴された。10月12日午前、長春市朝陽区裁判所は張さんの家族には知らせず、オンラインで張さんに対して秘密裏で裁判にかけた。張さんは11月、懲役2年、罰金5000元の不当判決を受けた。張さんは法に基づき、判決を不服として控訴した。控訴の結果は現時点では不明だが、2024年1月25日、張さんはすでに吉林省女子刑務所の第一監区に送り込まれたという。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/10/472807.html)
 
関連文章