文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年2月24日】法を正す進展が早まるにつれ、衆生を救うことの緊迫さが感じられます。外へ行けば、師父は縁のある人を私たちのもとへ導いてくださいます。
ある日の午後、私は法輪功についての真実を伝えに外に出ました。私が発正念をしながら歩いていると、自転車を漕いでいた中年の女性が私の横に止まり、カバンからスマートフォンを取り出しました。しかし、電話に出る様子もなく、ただいじっていたので、私は「これは偶然ではない」と思い、2024年の卓上カレンダーを取り出して話しかけました。女性はカレンダーのきれいな踊りを見ると、喜んで受け取ったので私は真相を伝えることにしました。
「天安門焼身自殺事件」の真実や、「三退」することの重要さなど、彼女は静かに聞いてくれて、最後に「三退」しました。そして、私が話しながら渡した小冊子などの法輪功の資料を「ちゃんと読みます」と約束もしてくれました。
普段私は、道端はもちろん、コミュニティや団地などにも入って縁のある人に真相を伝えています。
ある日の冬の午後、団地内を回っていると、男性が車のフロントガラスの雪を落としていたので声をかけたところ、男性は友好的で話しやすかったので、すぐに真相を伝え始めました。ところが突然、のどが痒くなって、口を開くたびに咳が出てしまいました。ちょうどコロナが猛威を振るう中でしたので、これほど咳をしていたら、相手に逃げられるのではないかと心配しました。しかし、予想外なことに、男性は逆に「大丈夫、大丈夫。落ち着いてゆっくり話していいですよ」と、慰めてくれました。私は咳を抑えながら、何とか男性に真相を伝えました。男性は「三退」することに同意してくれました。私はお守りのカードと卓上カレンダーを渡して、その場を離れました。魔は衆生が救われるのを妨害していますが、縁のある善良な人は魔に邪魔されることなく救われました。
広場のベンチに退職した高齢の女性教師が座っていました。女性は「足が悪く長い間外に出ませんでしたが、なぜか苛立ってきて、どうしても家にいたくなかったのです」と言いました。私は彼女の横に座り、真相を伝え始めました。私が話したことに対して彼女も賛同して「三退」しました。そして、女性は「真相を聞いて、心が晴れました!」と別れの際にお礼を言ってくれました。
2年前のある期間、私はあまり精進しておらず、真相を伝えることを疎かにしていました。そんなある日、同修がペアを組んで真相を伝えていることを知りました。その日は大雪にもかかわらず、私は同修のところへ向かいました。道中、団地の外でネギを購入している年配の男性に会い、思わず声をかけて真相を伝え始めました。その男性は、私の話しをずっと聞きながら団地の出入り口をくぐって中に入りました。私も彼の後をついていき、いつの間にかマンションの中まで入っていきました。階段の前でようやく真相を伝え終えたのですが、彼もまた退職した政府機関の幹部であることを知りました。男性は真剣な顔で「三退」し、何度も感謝してくれました。マンションから出た瞬間、涙が溢れて止まりませんでした。一歩を踏み出そうとしている私を、師父はこのような方法で励ましてくださっているのです!
新たな1年が始まりました。師父のご加護のもと、人心や執着が徐々に薄まっているのを感じます。私は師父の慈悲なる済度に背かないように、そして、師父とともに本当の家に帰れるようように勇猛邁進し、修煉していきたいと思います。