懲役11年を宣告された董艷梅さんに、再度実刑判決
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 【明慧日本2024年2月25日】中国遼寧省遼陽市に在住の法輪功学習者・董艷梅さん(54歳女性)は、2022年9月14日、遼陽市と鞍山市の警官に連行され、遼陽市の留置場に不当に拘禁された。最近、董艷梅さんが燈台市の裁判所により不当判決を受け、現在、情報筋によると遼寧省第二女子留置場に拘禁されていることが判明した。

 中国共産党(以下、中共)の法輪功に対する狂気のような迫害の中で、彼女は3回連行され、2回不当判決を受け、1回は懲役7年、もう1回は懲役4年半を宣告された。

 董さんは現在、遼寧省第二女子留置場の第8監獄区の4組で迫害を受けている。2023年5月~今日まで、毎日洗顔を許されず、ベッドのシーツや衣服を洗うことも許されず、家族に電話をかけることも、面会も許されていない。朝6時~夜9時半まで毎日立ち続けさせ、董さんを苦しめ、彼女にはトイレットペーパーさえ与えられていない。

 董さんは元々遼寧化学繊維工場のエンジェニア・アシスタントであり、遼陽市の宏偉区(遼化)に住んでいた。彼女は1998年に法輪大法を学び始め、真・善・忍の基準に従って善い人を目指し、心身の変化は非常に大きく、様々な疾病が治癒した。また、思想境地が高まり、常に他人のためを考えて行動することができ、仕事上では労苦を惜しまず、個人の得失を考えなくなった。これは家族、友人、隣人、同僚たちが目撃したものである。

中共酷刑示意图:殴打

拷問のイメージ図:殴る

 2002年1月、董艷梅さんは遼陽市の警官に自宅から連行され、宏偉区の労働教養所で4日3晩眠ることができないほど拷問された。その後、遼陽市看守所で拘禁中に何度も暴行を受けた。2002年4月11日、董さんは遼陽市宏偉区裁判所により懲役7年を宣告され、その後、瀋陽大北女子留置場に転送されて拷問を受けた。留置場内では、警官・劉英杰や陳静がさまざまな手段を使って董さんを「転向」させようとした。董さんは絶食して拷問に対抗し、警官に両手両足を死人ベッド(死人床)に縛られ、鼻にプラスチック管を挿入されて一週間も流動食を強制された。劉英杰は何度も董さんを殴り、連続して殴打したり、蹴ったりした。劉英杰と陳静は何度も電撃棒で董さんを拷問した。拷問の後、董さんは深刻な心臓疾患を発症し、病院に搬送された。

 2013年4月28日、董さんは遼陽市公安局の新華派出所の警官によって連行され、懲役4年半を宣告された後、遼寧省女子刑務所に転送された。董さんは最初に訓練と矯正の留置場区で区長・郭暁瑞、管教科長・陳朔、主管科長・陳英、教育科長・李燕、薬物密売犯・李暁芳、詐欺犯・李静などの悪人による残忍な拷問を受け、精神的な混乱に陥った。董さんは第5監獄区の4組に移され、管教科長・李哲、隊長・孟雅紅、殺人犯・孫亜志などの悪人によって交互に拷問され、精神的な混乱がさらに悪化した。董さんは「奴隷制度」に反対し、毎日わずかなトウモロコシパンやトウモロコシ粥を食べざるを得なくなり、体重が減少し、一カ月以上声を出さず、トイレにもあまり行かなくなった。その後、彼女は病院に搬送され、診断結果は顔面筋萎縮、統合失調症に至るまでのうつ病と診断された。留置場で法輪功を迫害する主任・陳英と隊長・李漢は、董さんに中枢神経系を破壊する薬物を強要し、拒否された場合は精神科病棟に送り、法輪功や、師父を誹謗中傷するDVDを見ることを強要した。董さんが「転向」するよう強要するために、薬物密売犯・李暁芳や詐欺犯・李静を利用し、さまざまな強制的・誘導的な手段を用いて彼女を迫害し妥協させた。董さんは正気を取り戻した後、厳粛な声明を示したが、これによりさらなる厳しい迫害と報復が引き起こされ、董さんは一時、精神状態が不安定になった。

 2022年9月14日、董さんは鞍山市の賃貸住宅で遼陽と鞍山の警官に連行され、最近では燈塔市裁判所で不当判決を受け、現在は遼寧省第二女子留置場で科長・肖美奇、劉曉彦、隊長・姚林らに拷問されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/16/473293.html)
 
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