陝西省の楊巧麗さんが不当連行 家族も迫害される
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 【明慧日本2024年3月6日】(陝西省=明慧記者)陝西省銅川市出身の法輪功学習者・楊巧麗さんは、2024年1月9日に銅川市印台公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官により不当に連行され、家宅捜索を受けた。2カ月近く銅川市の留置場に拘禁されている巧麗さんは現在、印台区検察庁により不当に逮捕状が発付された。

 巧麗さんの2人の子供は学校に通っており、現在2番目の子供は勉強が最も重要な時期にある。楊さんの夫は数十キロ離れた鉱山で働いているため、普段は家に帰ることができず、90歳の父親の世話や家のことは巧麗さんが全てしなければならない。巧麗さんが連行された後、高齢の父親と子供たちの面倒を見る人がおらず、家族全員非常に不安である。

 2月18日午後4時頃、姉の楊美麗さん、楊美娥さん、弟の楊西京さんは印台区公安局国保を訪れ、巧麗さんの状況を尋ねた。弟の楊西京さんは警官に「法輪功を修煉することは合法である」という資料を渡し、巧麗さんは本当に良い人であると伝えた。しかし、警官は全く耳を貸さず、楊西京さんを押し倒し、顔を地面にこすりつけ、打撲傷を負わせた。

 状況を知った長姉の楊美麗さんは、国保の警官に事実を説明しようとしたが、「姉と弟は国家法律を無視し、故意に問題を引き起こし、公安機関の職務秩序を著しく乱した」として、15日間の行政拘留を言い渡された。拘束期間は2024年2月19日から2024年3月5日までとなり、銅川市公安拘置所に送られた。

 巧麗さんは現在、銅川市王益区趙家塬留置場に拘禁されており、留置場の規則を暗唱しなかったとして、監視カメラで見えない場所で、課長の楊博文に棒で殴られた。ひどく殴られているのをみて、他の警官は見ていられず阻止したので、楊博文はようやくやめた。国保の警官・劉選も巧麗さんを地面に押し倒し、殴打したことがある。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/2/25/473599.html)
 
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