重慶市の陳昌蘭さんに懲役4年6カ月の不当判決
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 【明慧日本2024年3月12日】重慶市在住の法輪功学習者・陳昌蘭さん(69歳女性)は、法輪功を実践したとして2023年9月頃、当局に懲役4年6カ月の不当な判決を宣告された。現在、陳さんは九竜坡区(きゅうりゅうはく)の女子刑務所に拘禁されていることが確認された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 陳さんは、2022年9月16日に自宅で九竜坡派出所の警官によって連行された。 9月23日に家族が衣類を届けるために九竜坡区の拘置所に行ったとき、看守は陳さんはいないと伝えた。陳さんの家族は九竜坡区公安局に向かったが、そこでも陳さんを見つけることができなかった。

 その後、陳さんの家族は、陳さんが九竜坡区拘置所に拘禁されており、2023年9月頃に九竜坡裁判所から極秘に懲役4年6カ月の不当判決を言い渡されたことを知った。

 これまで受けた迫害

 陳さんは2004年に法輪功を学び始めた。過去20年間に、陳さんは今回の判決までに合計7年6カ月間も不当に服役してきた。

 2004年11月6日、陳さんは江津市(ごうつし)のダムで法輪功迫害の資料を配布したとして連行された。陳さんは同年11月19日に廊山拘置所に拘禁され、1年6カ月の強制労働を言い渡された。

 2010年4月、陳さんは法輪功について人々に話していたとして再び連行された。警察は陳さんの家を捜索し、1万元以上の私物を押収した。陳さんは江津拘置所に拘留され、後に江津地方裁判所により懲役3年6カ月の判決を受けた。陳さんは重慶女子刑務所での執拗な拷問により極度に衰弱し、やせ細ってしまった。

 2015年6月23日には、陳さんは法輪功について人々に話したことにより連行され、九竜坡裁判所で2015年12月8日、懲役2年6カ月の判決を下された。

 華岩派出所の警官らとコミュニティの職員は、陳さんへの嫌がらせを続けた。陳さんは2020年だけでも自宅で4回も嫌がらせを受けた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/12/470887.html)
 
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