山西省五台県の張素華さん 刑務所に移送される
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 【明慧日本2024年3月15日】山西省忻州(きんしゅう)市五台県の法輪功学習者・張素華さん(68歳女性)は、2022年4月9日に法輪功の真相資料を配布していた際、警官に連行され、6月18日には洗脳班に移送された。その15日後、張さんは五台県留置場に送られたが、家族との面会は許されなかった。先日、張さんは懲役3年の実刑判決を宣告され、山西省女子刑務所に収容されていたことが判明した。

 張さんは五台県槐蔭村に住んでいる。2022年4月9日、張さんと他の2人の法輪功学習者(以下、学習者)が隣り村で法輪功に関する資料を配布していたところ、迫害の真実を知らない人に通報された。五台県公安局は特殊警官を派遣し、3人の学習者を連行した。その後、これらの警官は張さんの家に行き、家宅捜索し、法輪功の資料などの私物を押収した。

 その2日後、公安局で1人の学習者の家族が「保釈」の「誓約書」に署名した後、その学習者は帰宅し、張さんともう1人の学習者も解放された。五台県公安局の警官によると、疫病が流行しているため、張さんたちは一時的に帰宅を許可されたという。

 2022年6月18日、張さんは2人の学習者とともに警官によって、洗脳班に連行され、15日間拘禁された。当時、家族には、張さんたち3人が洗脳班での教育が終わったら、家に帰れると警官に言われた。

 しかし、洗脳班が終わったその日、警官は張さんから、法輪功資料の出所と資料を渡した学習者についての情報を聞き出した。その後、張さんは五台県留置場に拘禁され、家族との面会を許さなかった。

 張さんは3年の判決を受けたが、詳しい情報はわかっていない。

 忻州市忻府区に住む68歳の女性法輪功学習者・常海花さんは、2023年夏に忻府区国内安全保衛部門の警官に連行され、濡れ衣を着せられ、忻府区裁判所に懲役5年の判決を言い渡され、2024年2月に山西省女子刑務所に送られた。張さんが忻府区裁判所から判決を受けたのはこれが2度目である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/11/474092.html)
 
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