法を暗記することで思想業力が消去され、知恵が開いた
■ 印刷版
 

文/遼寧省の大法弟子

 【明慧日本2024年3月16日】1999年、私は法輪功を修煉したため、軍隊を辞めさせられました。地方に戻った私は、2回も不当な判決を受けました。1回目は懲役7年の刑で、仕事を失いました。2回目は懲役6年の刑で、家族を失いました。通算10年以上の刑務所生活で、私の性格は暗くなっていき、将来を考えると途方に暮れました。2020年に出所した後、すべてを失った私に、慈悲深い師父が大法修煉の道を開いてくださいました。私は迷うことなく、正法修煉の道に進みました。

 法を暗記し 思想業力が消去された 

 ようやく刑務所から出ると、学法煉功発正念などの環境の場があるので、たくさん修煉しようと思いました。刑務所にいた時、法を学ぶと命令された受刑者に唐辛子水をかけられ、法を写すと悪徳警官に電気棒による電気ショックを加えられ、とても苦しめられました。また、書き写した大法の本を守ろうと、絶食して迫害に抵抗すると独房に閉じ込められました。その時、私は出所したら『轉法輪』を暗記しようと決意しました。

 しかし、出所してから環境はよくなりましたが、法が頭に入らなくなりました。法を学ぶ時、さまざまな人心が脳に浮かんできて思考が乱れ、抑えられませんでした。この時、同修から師父の『佛性』という経文を勉強したほうがいいと勧められました。ほかにも私は、明慧ウェブサイトで法を暗記する交流文章を探して読み、多くのインスピレーションをいただきました。

 私が法を学べない主な原因は、主元神が後天的な観念に遮られ麻痺し、目の前の現実社会のさまざまな誘惑と執着に阻まれていたからです。これらのものを取り除くため、もっと法を暗記する必要がありました。そこで、私は2021年1月15日から法を暗記し始めました。

 最初はとても大変でした。脳が錆びついたように、いま文章を暗記しても次の文章へ進むと、前暗記した文言をすぐに忘れてしまい、一段落を全部暗記できたと思っていても、一日経つとまた全部忘れてしまいました。 仕方なく、句点ごとに暗記することにして、それからは、徐々に一段落一段落と暗記することができました。それにしても、一段落を暗記するのに数日かかりましたが、私は諦めませんでした。難しければ難しいほど『轉法輪』を暗記しようと思いました。

 そして、毎朝煉功と発正念が終わってから、さらに1時間座禅をして、法を暗記することにしました。時には多く暗記できたり、時には少ししか暗記できなかったりしましたが、毎日暗記を続けました。こうして、2022年6月30日までに、1年半くらいかかって『轉法輪』を1回暗記できました。法を暗記することによって、学法と煉功、発正念の効率も上りました。今、私は『轉法輪』を4回暗記が終わり、暗記すればするほどスムーズになり、師父が多くの悪い物質を取り除いてくださったのだと感じました。

 法を暗記すると同時に、私は毎日、三つのこともしっかり行っていますので、心性の向上も速くなりました。そして、法理が絶えず現れ、真に内に向けて探すこともできるようになり、煉功する時も心が静まるようになりました。

 大法が私の知恵を開いてくれた

 出所したばかりの頃、頭が反応せず鈍くなって、仕事や日常生活での知識もすべて忘れていました。法を暗記することで、大法は私の知恵も開いてくれました。私はだんだん自信を持つようになり、古いノートパソコンを買ってきて、明慧ウェブサイトから音声、映像などのさまざまな資料をダウンロードし、徐々にコンピューターの操作を思い出しました。そして、Windows10のインストール方法を練習しました。その後、同修たちの古いコンピューターのハードディスクを大量に交換しました。

 私はまた、さまざまなトラブルの解決方法を習得し、インターネットに接続できないとか、キーボードが動作しないなどの問題に対処しました。時には、SSDを取り付けた後、デバイスがハードディスクを認識しない問題に遭遇しました。しかし、ケーブルを確認しても、正常に接続されています。このようなとき私は、通常、正念を発して妨害を取り除くのです。同修も私も内にむけて探し、心性から原因を探すようにと注意してくれます。すると、師父が知恵を与えてくださり、頭がはっきりして、論理と原則に従って故障を排除できるようになります。ソフトウェアの問題であれば、正念を発して妨害を取り除ければ、たいてい問題を解決できます。

 都市の衆生を救い済度する 

 20数年来、地元の大法弟子は、町から田舎まで、隅々に法輪功迫害に関する資料を配布しています。そこで、私は人口の多い場所へ真相を伝えに行こうと思いました。

 ある日、ビルの2階で「法輪大法は素晴らしい」というステッカーを貼っていると、パッと一筋の光が窓から飛び出して、一瞬にして1階から8階までの照明がすべて点灯しました。これは大法のエネルギー場が邪悪を破壊していると悟り、この大法のステッカーを目にした人は、その背後の邪霊が解体されると思いました。団地の門を出て振り返ると、団地の名前は「天光団地」でした。

 昨年7月のある日、私はまた市内へ真相資料を配りに行きました。この日の空は真っ暗で、雨が激しく降っていました。私は一件一件配りながら、汗と雨が混ざって額から流れてきて大変でしたが、心はとても幸せな気分でした。体もまるでツバメのように軽く、2時間くらいで400部の資料と80枚のステッカーを全部配り終えました。 

 帰りのバスの中で、2人の小学生に出会いました。男の子は眉目秀麗(びもくしゅうれい。目鼻立ちが整い、容姿が美しいこと)で、女の子の顔も花のように可愛い子でした。そこで私は「2人とも人間とは思えないほど綺麗です」と言いました。2人はびっくりしていましたが、さらに「2人は天上から降りてきた少年少女だ」と言ったら、私の周りの人たちが笑いました。私は彼らに、伝統文化から始まり、文化大革命、六四事件、法輪功への迫害を話し、さらに政府の腐敗、三退の意義についても話しました。最後に、彼らがバスを降りようとしたとき、とっさに「救われたければ、常に『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じ、三退を行ってください」と言うと、2人とも本名で中共の共青団から脱退しました。

 ここで、天に戻る道を開いてくださった師父に感謝いたします。この二度とない最後の機会を大事にし、師父が法を正すことを手伝って、自分の誓約を全うしたいと思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/12/472973.html)
 
関連文章