【明慧日本2024年3月24日】陝西省漢中市の楊素霞さん(77歳女性)はここ2年間、漢台区の法曹機関に騙され、濡れ衣を着せられ、本人の知らないうちに、懲役1年の判決が言い渡された。今年3月7日、漢台区留置場に移送された。
楊さんの夫は何年も前に亡くなり、1人暮らしをしていた。若い頃、楊さんは高血圧と血中脂肪によるめまいに悩まされていた。法輪功を学び始めてから間もなく、すべての不調が消えた。楊さんは自分の体の変化をとても喜び、健康な体を与えてくれた法輪功の創始者にとても感謝している。
法輪功の素晴らしさを伝え、警官に騙された
楊さんは、より多くの人が心身ともに健康になり、道徳を再建することを望んでおり、周囲の人々に法輪功を紹介するDVDを配っていた。
2021年10月、地元警察署の警官・徐によると、監視カメラは楊さんがミニバンで法輪功の資料を配っているところを捉えたという。楊さんは何も知らない状況で、警官の指示通りに話し署名すれば帰宅できると信じて、そのまま署名した。
5日間拘束された
楊さんは上記の件は終わったと思ったが、8カ月後の2022年6月、突然漢中公安局漢台支局から「行政処罰決定書」を受け取った。楊さんは行政拘束5日間を科されたが、70歳を超えていたため、執行はしないが、住居監視下に置かれた。
また決定書には「2021年3月4日、邪教を利用して社会秩序を乱した罪で、公安局漢台支局に10日間行政拘留された」と言う楊さんを非難する文言も含まれていた。
法曹機関は秘密裏に罪をでっち上げる
その後2年間、楊さんは徐警察官から繰り返し嫌がらせと脅迫を受けた。楊さんは警官らの一連の行動からやっと企みを見破った。
楊さんは手紙を書き始め、市のトップ、法曹機関者に真実を伝え、でっち上げの罪を押し付け、脅迫されて署名させたと説明した。いわゆる判決では、刑事犯罪の証拠はなく、事件をでっち上げるために使われたいわゆる証拠(DVD)は、検察庁によると紛失したという。
懲役1年の不当な判決に
楊さんは上層部と裁判所からの返事を待っていた。しかし、今年のお正月前に、漢中市漢台区裁判所の鄭波と警察署の徐、およびコミュニティのメンバーは一緒に楊さんの家に行き、懲役1年の判決を言い渡し、楊さんにサインを求めた。
彼らは再び「もうお年寄りですから、サインすれば、刑務所外の執行になる」と騙した。楊さんは脅されてサインした。
旧正月明けの2024年3月7日、楊さんは身柄を拘束され、漢台区留置場に連行された。
裁判所と公安当局は、楊さんは保釈の条件を満たしておらず、保釈には病院の診断書が必要だと言った。楊さんは鉄道職員の病院で健康診断を受け、一週間後に診断書を提出した。
現在、楊さんはまだ漢台区留置場に拘禁されている。