山東省の2人の法輪功学習者に不当判決
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 【明慧日本2024年3月25日】山東省青島在住の2人の法輪功学習者・郝京明さん(58歳男性)と趙有功さん(男性)は、法輪功への信念を堅持したとして、最近、当局に不当判決と罰金を言い渡された。郝さんは懲役7年6カ月の不当判決、3万元の罰金を言い渡された後、郝さんは控訴した。趙さんは懲役3年6カ月と罰金2000元を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 郝さんへの迫害

 郝さんは、重慶市白石驛空軍気象台の責任者だった。2018年に前回7年6カ月の拘禁期間を終えた後、母親の介護のため山東省平都市に母親と一緒に引っ越した。

 2023年7月3日の午後遅く、郝さんは法輪功学習者・姜彩風さんの自宅で地元の法輪功学習者の集まりに参加した。郝さんが姜さんの家に足を踏み入れるとすぐに、20人以上の警官が押し入り、郝さんに手錠をかけた。その後、警官は郝さんの家を家宅捜索した。目撃者によると、自宅の外には10台以上のパトカーが停まっていたという。

 7月5日、郝さんは平度市拘置所に連行され、郝さんは同日から無条件釈放を求めて断食を始めた。

 7月18日、城関派出所の警官らは郝さんを病院に連れて行き、身体検査と強制灌食を受けさせた。郝さんの妹は警察から通報を受け、様子を確認するために病院に駆けつけた。妹は、郝さんの体調が弱っているにもかかわらず、警官が依然として郝さんに手錠と足かせをつけたままにしていることを見てショックを受けた。

酷刑演示:脚镣

拷問イメージ図:足かせをかける

 8月2日、郝さんの逮捕が許可され、弁護士が8月18日に郝さんと面会した。

 12月18日、郝さんの案件を黄島区裁判所に移送した。

 最近、郝さんの家族は、郝さんが当局によって不当に懲役7年6カ月の判決と罰金3万元を科されたことを知った。

 趙さんへの迫害

 内部関係者によると、平度区派出所は、趙さんが法輪功の創始者である李洪志氏の「なぜ人類が存在するのか」、「なぜ衆生を救い済度するのか」の2つの経文をウィーチャット(wechat)に投稿したことを発見し、2023年4月27日に連行する数カ月前から捜査を開始していたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/16/474259.html)
 
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