河北省泊頭市の段志生さん 秘密裏に裁判を開廷・収監 
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 【明慧日本2024年3月28日】河北省泊頭市の法輪功学習者・段志生さんは、秘密裏に裁判を開廷され、懲役1年4カ月を宣告され、唐山刑務所に送られて引き続き拘禁・迫害を受けている。 段さんは携帯電話で中国当局が見たくないメッセージを転送していたからだという。

 前月、唐山刑務所は段さんの家族に電話をし、段さんの妻の態度について尋ねた。 段さんの妻は「夫は過ちを犯してはいないし、犯罪も犯していません! 彼は何も悪いことはしていません! 家で暇があれば携帯電話を見ているだけです。携帯電話の微信(WeChat)に、何を送っていいか、何を送ったらダメなのかというルールが書いてありますか。国民は書かれていないルールを知りませんよ。 何の理由もなく夫を工場から連れ去って、不当に有罪判決を下すことが道理に合うのですか!」と語った。

 段さんは河北省滄州市泊頭市寺門村に在住。2023年7月3日午前9時頃、村の工場で働いていたところ、寺頭公安局の警官らに連行された。当日午後、3人の警察官が段さんの家に来て、段さんの妻にいわゆる拘禁証明書を見せ、サインを求めた。

 段さんは、数日間不当に拘束された後、泊頭市留置場に移送された。その後、家族は通知も受けず、秘密裏に裁判を開廷され判決を下された。

 泊頭市のもう1人の法輪功学習者・李斌さんは、とても親切で、善良な人だと認められている。 2021年4月28日、李斌さんは「wechatで不適切な情報を発信した」として河南省安陽市文峰公安局国内安全保衛部門の警官らに連行され、その後、懲役7年6カ月を宣告され、5万元(約100万円)の罰金を科されて、鄭州刑務所に拘禁された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/25/474542.html)
 
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