吉林省の鄭玉明さん(67歳)に、 懲役7年の不当判決
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 【明慧日本2024年3月31日】吉林省徳惠市の法輪功学習者・鄭玉明さんは、2023年2月25日、徳惠市公安局達家沟派出所の警官らに連行され、現地の留置場不当に収容された。今年3月中旬、以下の状況が判明した。今年1月4日、鄭さんは徳惠市の裁判所によって懲役7年を宣告され、現在は吉林刑務所に移送されて迫害を受け続けている。

 鄭さんは今年67歳で、自営業者です。1999年6月に法輪大法を学び始め、それから真・善・忍の理念に基づいてより良い人を目指して生活している。数年間、鄭さん夫妻は小さな「万客来」という靴店を経営しており、店は徳惠市の東二道街と和平路の交差点付近に位置している。夫妻は顧客に対して誠実であり、老若男女だれも欺くことはない。品質の良い商品と公正な取引で、近隣住民や多くの顧客から高い評価と称賛を受けている。

 2023年2月25日、達家沟派出所の警官らが鄭さんの靴店に押し入り、家宅捜索を行い、鄭さん夫妻を連行した。そして、警官らはコンピューターやプリンター、法輪功の書籍などの私有財産を押収した。鄭さんの妻は解放されて帰宅できたが、鄭さんは不当に徳惠市の留置場に収容された。

 以前から、達家沟派出所の警官らは鄭さんの店の周辺で2、3日間、続けて監視を行っていた。2月25日、徳惠市公安局は各町派出所の警官らを動員して統一行動を取り、鄭さんをはじめとする蘇翠芝さん、謝雲香さん、劉忠榮さん、王桂英さんなど多くの法輪功学習者を連行した。同年8月、蘇翠芝さん、謝雲香さん、劉忠榮さん、王桂英さんは徳惠市の裁判所によって不当に刑を言い渡された。そのうちの蘇さんは、懲役7年、謝さんは懲役5年、劉さんは懲役3年半、王さんは懲役10カ月を宣告された。今年1月4日、鄭さんは懲役7年を宣告された。

 以前、鄭さんは法輪大法の教えを堅持していたとして、3度、連行され、2度は労働教養所に送られ、何度も嫌がらせや迫害を受けた。

 1999年7.20、中国共産党(以下、中共)は法輪功を狂ったかのように迫害し始め、鄭さんは中共当局に陳情するために北京に向かったが、徳惠市の警官に連行され、地元で40日間の不当な拘留を経験し、釈放後は自宅で監視下に置かれた。

 2000年、鄭さんは法輪功迫害を訴えるために北京に向かったのは2度目だが、不当に連行されて1年間の労働教養を強いられた。

 2003年3月、数人の警官が突然鄭さんの店に現れ、そのうちの1人が鄭さんに「まだ修煉をしているのか?」と尋ねた。鄭さんが「はい」と答えた途端、警官らにすぐに捕まえられ、留置場に40日間拘禁された後、3年間労働教養を強いられ、九台労働教養所に移送された。

 九台労働教養所では、鄭さんは、よく2人の受刑者に囲まれて、しばしば暴行を受けた。鄭さんは奴隷のように扱われ、長時間の強制労働を強いられ、仕事の後は洗脳を受けた。鄭さんは小さな椅子に座らされたり、ベッドで板に座らされたりし、排尿と排便も禁止された。労働教養所で、鄭さんは拷問により心臓病を患い苦しんだが、強制的に労働をさせられた。

'示意图:中共监狱中的奴工迫害'

中共による拷問のイメージ図:強制労働

 鄭さんが不当な労働教育を受けていた間、店は営業できなくなり、直接の被害は数十万元に達した。

 近年、鄭さんは徳惠市銀河社区からの嫌がらせや迫害を何度も受けている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/27/474615.html)
 
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