山東省龍口市の郭美学さん 検察庁に送検される
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 【明慧日本2024年4月8日】山東省龍口市北馬鎮東南村に住む法輪功学習者・郭美学さんは、今年2月28日、工場に出勤したところ、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官らに連行され、家宅捜索をされた。同日、郭さんは龍口留置場に送られ、拘禁された。先日、国保の警官は、郭さんをさらに迫害しようと、濡れ衣を着せるためのいわゆる証拠書類を検察庁に送る準備をしているという。

 2月28日午前6時30分頃、郭さんは海岱鎮の工場に出勤するため、電動自転車で自宅を出たところ、北馬東南村の書記・呂常明と国保の警官4人が、郭さんが海岱鎮の工場付近で人に法輪功迫害の事実を話したとして、郭さんを連行した。 

 彼らは、郭さんに「召喚状」を少し見せただけで、郭さんを自宅に連れ戻し、家宅捜索をした。郭さんの家から20冊以上の法輪功関連書籍と1、2冊の法輪功迫害の事実が書かれた小冊子を押収したが、そのリストを郭さんに渡さなかった。警官らは郭さんを北馬鎮派出所に連れて行き、資料の出所やどこで配ったのかなどについて尋問した。午後、郭さんは警官らに龍口漢方医院に連れて行かれ、身体検査をさせられた後、龍口留置場に移送され、拘禁された。迫害に抗議するため、郭さんは留置場で5日間断食を行った。 

 3月8日午前、龍口検察庁の関係部門の2人の職員は留置場に行き、郭さんに尋問した。同日午後、国保の警官も留置場に行き、郭さんに逮捕状が出されたことを告げた。郭さんは、出されたものにサインを一切拒否し、ただ警官や検察庁に法輪功迫害の事実を話し、彼らに善を持つよう、目先の利益のために善良な法輪功学習者を迫害しないことを願っていた。 

 郭さんは法輪功を修煉して以来、何度も災難から免れることができた。息子が12歳の時、火事で大火傷を負い、体のあちこちに皮膚移植を受けた。郭さんは法輪功の師父の守護がなければ、息子はとっくに死んでいただろうと心の中でわかっていた。そのため、郭さんは生活と仕事において、常に法輪功の教えの「真・善・忍」に従って物事を行うよう自分を律している。同僚や友人が郭さんのことを「彼は善人だ、本当に善人だ」と言った。

 現在、郭さんの義母は寝たきりで、実家の85歳の父親は息子の状況を知ってから、毎日眠れず、食事もとれない、母親も80歳を超え、聴力も低下していて、息子のことをとても心配をしている状態である。両親は毎日涙を流しながら息子の帰りを心待ちにしている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/3/31/474743.html)
 
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