北京市の王連正さん 不当判決3年を下される
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 【明慧日本2024年4月10日】北京市朝陽区に住む83歳の法輪功学習者・王連正さんは、2023年11月末、北京市朝陽区裁判所により、禁固3年、罰金3000元の判決を言い渡された。

 王さんは1941年2月に生まれ、北京市朝陽区安貞西里に在住。1996年1月に法輪功を修煉し始めた。修煉する前は体が弱く、徐脈、低血圧、血小板が少なく、血液が濃かった。最も深刻だったのは、頚椎の歪みと脊柱管狭窄症で、脳への血液供給が不足し、ショックで、痙攣を起こし、声が出なくなった。法輪功を修煉してからの王さんは、すぐに30年以上悩まされていた病気はすべて消え、特に36年間吸っていたタバコは完全にやめた。そして、真・善・忍の基準に従って自らを律し、道徳的性格は向上した。生活上のすべての事柄において他人のことを先に考えるようになり、心が落ち着き、若々しくなった。その結果、家族と国の医療費用の節約になった。

 中国共産党が法輪功を迫害してきた約25年間、王さんは洗脳と不当な拘束を受けてきた。 2019年8月23日午前10時、王さんは自宅に居たところ、近隣委員会の職員がドアを叩き、部屋に入ろうとしたが、王さんはドアを開けなかった。 その後、警察官の陳広利は、家の中に法輪大法に関係するものがあるかどうか確認したいと言って、何かを使ってドアを無理やり開けた。

 王さんが警官の捜索を拒否したため、陳警官は朝陽警察署に通報した。朝陽警警官が到着すると、法輪功創始者の像と大法の書籍、6000元以上の現金、パソコン、プリンター、「法輪大法は素晴らしい」と書かれた大きな額縁などを持ち去った。警官は王さんを警察署に連行し、午後3時頃、朝陽分局事件センターに移送し、拘留する準備をした。その時、王さんは気を失い、高血圧であることがわかった。責任追及を恐れた警官らは「1年間、裁判が行われるまで保釈する」と言い、王さんを釈放した。

 2020年1月6日午前9時30分、朝陽区安貞警察署の馮志雄と和志強の2人の警官は王さんの家に行き、朝陽区検察庁に依頼された2つの確認事項があると言った。第一に、王さんの家から押収されたプリンターは、王さん本人のものなのか。第二に、その印刷物は王さん自身が印刷したものなのか。普段誰と接触していたのか? 外で何を配っているのか? まだ法輪功を修煉しているのかと尋ねられた。王さんは「もちろん修煉しています! 私の身体は法輪功によって磨き上げられ、私の生命は法輪功によって授けられたものです」と答えた。

 1月13日午後2時30分、王さんの子供は、朝陽区検察庁の求めに応じて、母親を朝陽区検察庁に連れて行くことにした。途中で、王さんの身体は異常な状態になった。検察庁に着くと、高齢の王さんは中庭の一室に残され、子供が検察庁の職員の質問にすべて答えた。その後、女性検事が王さんに「まだ修煉していますか?」と尋ねると、王さんは「修煉しています」と答えた。女性検事は白髪の老婆を見て、「コンピュータも操作できますね」と言った。その後、安貞警察署の和志強警察官が王さんの子供を呼び出して何かを話した。その後、検察局の職員は「高齢で健康に問題があるから(拘禁はしないという意味)、自宅で裁判所からの電話を待っていてください」と言って、王さんを帰宅させた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/4/474884.html)
 
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