重慶の許曉琴さん 刑務所の迫害により入院
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 【明慧日本2024年4月19日】重慶市の法輪功学習者・許曉琴さんは不当に重慶市女子刑務所に拘禁されている。3月28日午前11時57分、同刑務所の女性警官は許さんの夫に電話で「許曉琴は転んだため、25日に病院に運ばれた。検査した結果は軽度の貧血で、2日後に退院する予定」と告げた。家族はその警官に「法律を犯す行為をしないでください」と言うと、「そんなことはしていない」と答えた。

 親族や友人たちは許さんの刑務所での基本的人権と生命の安全を非常に心配している。

 許さんの健康状態が悪化しているのは、当局による刑務所での「転向」を強制され、信仰を放棄させようとした結果だと考えられている。昨年6月7日、許さんが重慶女子刑務所第一監区に送られてから5カ月後の10月27日、その監区で洗脳を担当している唐安智などの3人の警官は、許さんの夫に「家庭訪問」の際、許さんの血圧が160mmHgであり、体が極度に弱っていることを告げた。一方、刑務所に入れられる前の許さんは、法輪功を修煉し始めた2010年10月以来、非常に健康だった。

 刑務所の「洗脳」を担当する警官・唐安智は、2007年から法輪功学習者への迫害に関与しており、重慶女子刑務所で法輪功学習者を「転向」させる「専門家」と呼ばれ、悪質な手段で160人以上を「転向」させたという。同刑務所で法輪功学習者を監視する監視役の大多数は唐安智が詐欺罪の犯罪者の中から選んだ者である。重慶の法輪功学習者・蒋有容さんは重慶党校の退職した英語教師で、2020年12月、重慶女子刑務所で迫害され、73歳で亡くなった。 

 許さんは2021年4月19日、人に法輪功迫害の事実を伝える際、当局が法輪功への誹謗中傷をする宣伝を信じた人に通報され、永川区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官に連行され、同区留置場に移送された。その後、許さんは重慶市九竜坡区裁判所に懲役3年6カ月の判決を言い渡されたが、控訴した。しかし、重慶市第五中級裁判所は原判決維持の結果を出した。2023年6月7日、重慶市刑務所に送り込まれ、5カ月経ったところ、健康だった許さんは刑務所の迫害により、髪の毛が真っ白になり、高血圧など、健康状態が悪化した。

 許さんは2010年9月から法輪功を学び始めたが、中国共産党当局に迫害を加えられた。2013年と2017年、2回にわたって連行され、計58日間拘留された。4回も洗脳班に入れられ、少なくとも110日間拘禁された。その後、2014年に懲役3年、2018年に懲役1年6カ月、2021年に懲役3年6カ月の実刑判決を宣告され、拘禁期間は計8年だった。

 許さんが2回目の判決を受け、重慶女子刑務所に拘禁されている間、スタンガンで電気ショックなどの様々な拷問を受け、毎日12時間の奴隷労働を科せられ、心身ともにダメージを受けた。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/17/475298.html)
 
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