文/湖北省の大法弟子
【明慧日本2024年4月20日】最近、私は誤った一念で、15日間の不法な拘留の迫害を招きました。教訓として、私と同じような考えを持っている同修のために、この文章を書きます。
その日の午前、私は家で『轉法輪』を勉強していました。私の住む地区を担当している警官は私の家に来て、私に「私たちは、あなたが法輪功を修煉していることを知っており、2年近くあなたを尾行した。私たちは、あなたの田舎の故郷に行き、あなたの家族の一人がベッドで寝たきりになってっていることを知っているし、1日もあなたの世話から離れられない病気の子供がいることも知っている。このような状況でなければ、私たちはとっくにあなたを逮捕したよ。なぜなら、私たちは毎日あなたが行く場所をはっきりとわかっているからだ。あなたが外出して法輪功を宣伝すること、帰宅するたびに服を着替えていることも知っている。言い換えれば、あなたの詳細をすべて知っている。しかし、あなたの家庭状況がよくないと考えて、あなたを逮捕しなかった。そうでなければ、いつでもあなたを逮捕することができる」と親切そうに話しました。
彼の話を聞いて、私は正念を保ったままではなく、心を動かされました。私の詳細まではっきりわかっていながら、私を連行しなかったのは、彼らが私の家庭の事情に同情してくれたからだと誤解しました。私は感激する気持ちで彼に、「大法弟子を守ることは、あなたが善良な心を持った人だということですね。私たちは衆生を救い済度のために法輪功の真実を伝えているのであって、悪いことをしているのではありません」と話しました。
私はその時、この警官が邪悪の手先で私を探っているとは知らなかったのです。私が彼のいうことを否定せず、彼に対して好感を示したのを見て、彼は目的を達したと、私の家から立ち去りました。旧勢力は「あなたが、自分が連行されなかったことに、正念で師父の慈悲深い保護に感謝せず、警官の手柄だと人心を動かされたのは大きな間違いではないか?」と、私への迫害の口実になったのです。
師父は「真相を伝え衆生を救い済度することに旧勢力はあえて反対できません。肝心なのは、何かをするときの心構えにそれらに付け入る隙を与えないようにすることです」(『各地での説法二』「二〇〇二年ボストン法会での説法」)と説かれました。
警官が「あなたを逮捕せずにずっと尾行してきた」と言ったのは、同情の心を持っているのではなく、嘘をついたのです。本当の理由は旧勢力が私を迫害する口実を見つけられなかったからです。正念を持っている大法弟子は師父の法身によって守られており、旧勢力は警官を操って悪事を働く勇気がありません。もし、警官が大法弟子に悪行を行うことが人為的なものだと思うならば、これは人心を動かすことだと思います。
正念で物事を見つめるなら、師父の法身の守りを受けることができますが、人心が動けば、旧勢力に隙を与えることになります。警官が私の家を去った翌日、4人の警官が私の家に来て、事情を聞くために私を連れ出すと言いました。私は従わず、「何か言いたいことがあれば家で言ってください」と言うと、彼らは、「行かないのなら、担ぎ出すぞ!」と豹変しました。こうして彼らは私を無理やりパトカーに乗せ、そのまま拘留所に送りました。不法拘留の間、警官は私の住所を4回も家宅捜索をしましたが、何も見つからなかったのです。警官は一層迫害しようとしましたが、証拠が見つかりませんでした。そのため、15日間の不法拘留の後、私は解放されました。
邪悪に直面したとき、「物事の善し悪しは人間の一念による」(『轉法輪』)と、私は身をもって体得し、深刻な教訓でした。物事を正念で対応するか、それとも人心で対応するかで、結果が違ってきます。
以上、交流したことで、法に則っていないところがあれば、慈悲なるご指摘をお願いします!
合掌!