山東省の張金玲さんに再び不当判決
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 【明慧日本2025年4月24日】山東省棗荘市在住の法輪功学習者・張金玲さん(58歳女性)は、法輪功(ファールンゴン)を実践していたため、最近、懲役3年6カ月の不当判決と2,000元の罰金を受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 法輪功を学んで

 張さんは地元の農業銀行で勤務した後、退職した。1998年7月に法輪功の実践を始め、関節リウマチはすぐに治った。1999年に迫害が始まった後、法輪功を学び続けることを断念した。2002年、張さんは首と腰に症状が現れたが、健康を取り戻すため、2005年に法輪功の修煉を再開し、症状は回復した。

 事件の詳細

 2024年10月24日、張さんは法輪功について人々に話していたとして通報され、山亭区国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と城頭鎮派出所の警官に自宅で不当連行された。

 警察は張さんを岳楼留置所に拘留し、家族の面会を禁じた。地元の裁判所は2025年3月に張さんに懲役3年の不当判決を下した。起訴、裁判、そして量刑の詳細は不明である。

 過去の受けた迫害

 2009年5月2日に、張さんは法輪功に関する資料を配布したとして警察に通報され、連行され、山亭区国保警官から尋問を受けた。張さんはまず嶧城区留置所に拘禁され、無給労働を強いられ、その後1年間の強制労働を命じられた。

 張さんは法輪功の放棄を拒否したため、張さんが勤務していた銀行は2010年に省レベルの賞を剥奪された。

 2011年9月9日張さんは、10人以上の警官に再び連行された。職場と自宅の両方が家宅捜索を受けた。棗荘市第一留置所に拘留されている間、張さんは再び無償労働を強制された。製品の製造に使用されている材料にアレルギーがあり、全身に疥癬が出て痒みを伴った。ある夏の暑い日に、張さんは心臓病を患い、唇が黒くなり、呼吸困難に陥り、話すこともできなくなった。それでも警官たちは張さんに労働を続けさせた。

 滕州市裁判所は後に張さんに懲役1年2カ月の不当判決を下し、張さんは刑期を終えた。2012年11月8日に拘置所から釈放された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/12/492534.html
 
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