【明慧日本2024年4月26日】米国ワシントンD.C.地区の一部の法輪功学習者は4月20日午後、中国共産党駐米大使館の近くで煉功し、「4.25」平和陳情25周年を記念する集会を開いた。
「4.25」25周年を記念する学習者 |
25年前の4月25日、中国本土で1万人以上の法輪功学習者が「真・善・忍」の信念を守り、平和的かつ理性的に陳情活動を行った。25年経った今、さまざまな民族のアメリカ人が「真・善・忍」の恩恵を受け、同じく「法輪大法は素晴らしい、法輪功への迫害を制止しよう」との声を上げている。
聶森教授「『4.25』は世界を震撼させ、全世界の法輪功学習者が真相を広めた」
米国ワシントンD.C.法輪大法学会代表で、米国カトリック大学工学部名誉教授の聶森博士は集会で、25年前の4月下旬の週末に、1万人以上の法輪功学習者が北京の国務院陳情弁公室に行った。彼らは、中共の暴政に対して、権力を恐れず、冷静かつ理性的、誠実に自分の意志を表明し、良い人を目指すという自らの権利、「真・善・忍」の信念と法輪功を学ぶ自由を守ろうとした。当時、世界は衝撃を受け、この勇気ある請願活動を「4.25平和陳情」と呼んだ。
ワシントンD.C.法輪大法学会代表・聶森博士 |
しかし、恐ろしく嫉妬深い中共の元首席・江沢民率いる中共は、善良な人々に容赦せず、法輪功に不利な証拠を植え付け、残酷な弾圧を始めた。過去25年間、中共はあらゆる手段を使って、数千万人の法輪功学習者を監禁、拷問、洗脳、虐殺、生きたまま臓器を摘出するなどの残酷な迫害を行い、その結果、100万件近くの悲惨な迫害事件が発生し、少なくとも5千人が迫害されて死亡した。例えば、2023年だけでも中共に迫害され死亡した学習者は209人で、年齢は23歳から93歳まで、職業も出身も異なる。
この20年間、中国だけでなく、世界100以上の国と地域の法輪功学習者は、「4.25」の善良、勇敢さ、忍耐強さを守り、中国の人々だけでなく海外の人々や政府にも真実を理解してもらい、反迫害活動を行ってきた。
ワシントン在住の学習者、かつて天安門広場で法輪功の無実を伝えた
ワシントンD.C.に住んでいたドナ・ウェアさんは、1999年4月25日の法輪功学習者による平和的な陳情は、歴史上重要な出来事であったと思っている。
ドナさんは、「私は30代半ばまで、ずっと法輪功を探していたような気がします。法輪功の5つの功法を学び、修煉することで、医者から不治の病と言われた病気もすぐに治り、心の平安を得ることができました。数カ月間修煉した後、私たち夫婦は中国共産党の迫害を止めさせるために活動すると決心しました」と述べた。
2002年初め、ドナさん夫婦は、約60人の法輪功学習者と共に中国を訪れ、そのうちの何人かは北京に行った。天安門広場での平和的な陳情に参加し、他の人たちは法輪功が良いものであること、世界中のさまざまな人種や国籍の人たちが法輪功を修煉していることを知らせるために中国の各地を回った。ドナさんは、「天安門広場で、法輪功の素晴らしさと無実を人々に伝えることは、私たちにとって重要なことでした」と言った。
これらの西洋の法輪功学習者は、中国で残酷な扱いを受け、不当に拘留され、中には中共の警察に眼鏡を壊され、服を破られた人もいた。彼らは、アメリカ市民として、これほど残酷な扱いを受け、中国本土の法輪功学習者がどのような非人間的な肉体的・精神的拷問を常時受けているか想像もつかないと話した。
米国に帰国後、ドナさんは法輪大法の素晴らしさと、中共による迫害の真相を米国政府と市民に伝えてきた。彼女は、「当時は、25年経った今でも、このような残酷で無意味な迫害が続いているとは思いませんでした」と述べた。
ジョージ・ワシントン大学の大学院生、法輪功の素晴らしさを伝える
ジョージ・ワシントン大学の修士課程に在籍するジェイド・ドゥさんは、25年間、法輪功学習者は逆境と中共の横暴に耐え、平和的に法輪功迫害の実態を伝えてきて、中国本土の学習者の偉大な善意と忍耐に感動したという。彼女は、法輪功について、また中国共産党による迫害の真実をより多くの人に知ってもらうために、大学に法輪大法サークルを設立した。
ドゥさんは8年前、ベトナムからアメリカに留学した。「初めての国、初めての学校に到着した興奮はすぐに冷めました。初めてひとりでこの混乱した複雑な世界に立ち向かう若者として、私はホームシックや恐怖、将来への不安に悩まされました。そんな時、故郷の友人が『轉法輪』(法輪功の主著)を送ってくれました。この本に書かれている『真・善・忍』の原則は、私の心に深く響きました」
「法輪功を学び始めてから6年が経ちました。私にとって、今日のスピリチュアリティとは、『真・善・忍』の原則を日常生活で実践し、自分自身を修め、より高潔な人間になろうと努力することです」
「『真・善・忍』は、信条に関係なく誰もが共鳴できる普遍的な価値観だと思います。 もしすべての人がこれらの原則を実践するならば、世界は本当に良い場所になるでしょう」と話した。
西洋人学習者「世界のより多くの人々が注目し、迫害制止に協力してほしい」
ドゥエイン・ハーパーさんは中小企業の経営者である。2001年に法輪功を学び始めた。彼は「日常生活で『真・善・忍』の原則に従うようになったとき、体の感覚が変わり、頭が明晰になり、心が穏やかになり、エネルギーが湧いてきて、人生観が改善されたことに気づきました」と言った。
彼が「4.25」のことを初めて知ったのは、修煉を始めたばかりのころだったという。しかし、4.25事件の深刻さを知ったのは、昨年の映画でのことだった。「(中共)政府から悲惨な拷問を受けた人たち、そして今も受けている人たちに心を痛めています」
ハーパーさんは、4.25の平和的な請願の場面を振り返り、「世界中の人々が注目し、中共が『真・善・忍』を信じるこのグループを迫害することを、阻止する手助けをしようとしていることを嬉しく思います 」と話した。
また、米国連邦政府に勤めるアンナ博士は、27年前に法輪大法の修煉を始めた。「何年もの間に、私の道徳的、精神的健康は大きく改善されました。法輪大法の修煉を通じて、精神的な領域が何度も昇華されました。身体はリラックスし、心は明晰で、幸せな生活を送っています」
自由な社会に生きる者として、中共の法輪功に対する迫害は理解できない。「旧共産圏のソ連からアメリカに渡り、法輪功学習者でない私の両親でさえ、李先生が教えてくださった法輪功が現代人を高揚させる方法を提供していることを認めています。誰もが法輪功を修煉できるわけではありませんが、法輪功の『真・善・忍』の原則は普遍的であり、人々を本当に良い人にしています。『真・善・忍』の価値観に共感し、法輪功を支持できる人は恵まれています」と述べた。