4.25記念活動 スウェーデンの人々が法輪功を支持
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 【明慧日本2024年4月28日】(ストックホルム=明慧記者)一部のスウェーデンの法輪功学習者(以下、学習者)は4月20日、ストックホルムの在スウェーデン中国大使館前で集会を開き、「4.25」平和陳情25周年を記念した。活動では、人々に法輪功を紹介し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の実情を伝え、スウェーデン政府と各界の人々に対し、中共による法輪功への残酷な迫害を共に制止するよう呼びかけた。

图1~3:二零二四年四月二十日,瑞典法轮功学员在斯德哥尔摩中使馆前举行集会炼功,纪念四·二五和平上访二十五周年。

ストックホルムの中国大使館前で煉功を行う学習者

 活動当日は週末で、ストックホルムでは毎年恒例の春のハーフマラソンが開催されていた。風が強く寒かったが、道路には多くの車や歩行者が行き交っていた。中国大使館の向かい側の芝生に、学習者たちは「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功への迫害をやめさせよう」と書かれた目を引く横断幕を掲げ、美しい煉功音楽に合わせて法輪功の五式の功法を行った。一部の学習者は通行人に資料を配り、中共による法輪功への迫害および学習者から臓器を摘出する犯罪を暴露した。

 スウェーデンの人々 平和的迫害に反対する活動を支持

 1999年4月25日、1万人の学習者が北京の国務院陳情弁公室へ陳情に行き、学習者に法輪功を学べる環境を提供してほしいと当局に表明し、中共体制下で大規模な平和陳情の先駆となり、全世界に衝撃を与えた。

 25年が経ち、学習者たちは再びスウェーデンに駐在する中国大使館に行き、平和的かつ理性的で法輪功迫害の実態を世界に伝え、迫害の停止を求めた。

 学習者の平和的な抗議活動を妨害しようと、中国大使館の職員が中庭のスピーカーから歌を流した。冷たい風にも動じず、学習者たちは平静を保ち、坐禅と煉功を続ける同時に、大使館の職員に対して善を勧める手紙を読み上げ、1999年4月25日に行った1万人の平和的な陳情活動の真実を、スピーカーを通して中国語と英語で伝えた。また、中共の体制内にいる人たちに、一刻も早く中共を認識し、悪事に加担することを止め、海外で事実を知る機会を大切にし、自分と家族のために出口を残すよう忠告した。

图4:学员手持扬声器用中英文向使馆内的工作人员宣读劝善信。

中国語と英語で大使館職員に善を勧める手紙を読み上げる学習者

图5:法轮功学员在活动现场向斯德哥尔摩市民讲述法轮功<span class='voca' kid='62'>真相</span>。

法輪功迫害の実態を理解するストックホルム市民

 活動場所では、学習者が20年以上にわたって平和的かつ理性的な抗議活動を続けているのを見た地元住民が学習者を励まし、詳しく尋ねる通行人もいた。通過する車のほとんどは速度を落とし、ゆっくりと通り過ぎていた。車の窓を開けて資料を受け取ったり、クラクションを鳴らしたりした運転手もおり、車の中でビデオや写真を撮る人もいた。

 活動場所はマラソンランナーが必ず通過する道で、多くのランナーは学習者が煉功する光景を見て、走りながら手を上げ、親指を立てて学習者に手を振っていた。

 「4.25陳情」の参加者が事実を語る

 25年前、北京の中国鉄道建設会社に勤めていた李志河さんは次のように語った。「私は以前、重い腰部鼓膜断裂症を患い、仕事や生活で大変苦労しました。 1997年10月、友人から法輪功を紹介され、2週間足らずで長年悩んでいた病気の症状が消えました! 法輪功は、私を身体的にも精神的にも健康にしただけでなく、家庭も睦まじくなりました」

图6:法轮功学员李志河双手合十表达对大法师父的感恩。他说:“修炼法轮功使我如获新生,我想要把大法的美好与神奇告诉全世界的人。”

李志河さん

 「4月25日の朝6時前に府右街(国務院陳情弁公室の所在地)に到着し、流れに従って警官に案内された場所に着きました。そこにはたくさんの人がいましたが、みんな意識が高く、静かに交渉の結果を待っていました。私は一日中そこに立っていて、真ん中の人たちは整然と行き来していました。政治的な要求はなく、私たちはただ、真・善・忍の修煉の実際の状況を政府に報告し、法輪功は人々を善へ導き、国に対して国民に対して、百利あって一害もないことを伝えたいだけでした」

 「夕方、自分たちの要求が解決されたと知ると、全員が足早に帰りました。帰る前に、警官が吸ったタバコの吸い殻を含む地面にあるすべてのゴミを拾い、それらを持ち帰ったので、地面はきれいになりました」

 中共のデマを暴き、迫害の停止を呼びかける

 李さんが予想もしなかったのは、1999年7月20日に中共が法輪功に対する迫害を始めたことである。李さんは「4.25」平和陳情に参加し、その後も法輪功の無実を訴えるために天安門に行ったとして、連行されて重要な監視の対象となった。

 李さんは法輪功の恩恵をうけた者として、事実を世界に伝え、心優しい人々に迫害を制止するよう訴える責任があると感じた。「迫害が一日も終わらない限り、私とすべての学習者は『4.25』平和陳情の精神を守り、理性的かつ平和的に迫害に反対し続けます」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/21/475429.html)
 
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