【明慧日本2024年4月28日】山東省濰坊市在住の法輪功学習者・李秀珍さん(70代女性)は、法輪功を学んだとして、2024年1月初めに濰坊市坊子区(ぼうし-く)裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。李さんの家族は最近、李さんが2024年4月9日に山東省女子刑務所に連行されたとの通知を受けた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
事件の経緯
2023年9月7日、李さんは市場で人々に法輪功迫害の事実について話したとして、恒安派出所の警官に連行された。警察は同日に李さんを釈放したが、警官は李さんの家の外で張り込み、1カ月以上にわたって李さんの日常行動を監視し、11月21日に再び李さんを連行した。李さんの自宅も家宅捜索された。
警察はすぐに李さんの案件を坊子区検察庁に提出し、同庁は李さんの逮捕を許可し、起訴した。坊子区裁判所は、家族に通知することなく、李さんの訴訟の裁判を開催した。李さんは2024年1月初めに、裁判所に懲役3年の不当判決を言い渡された。李さんは控訴したが、濰坊市中級裁判所は原判決を維持する判決を下した。
過去の迫害
2009年10月16日、李さんは自宅で掃除中に連行された。地元の警官は李さんの法輪功の書籍やその他の私物を押収した。李さんは警察に5000元(約10万円)の支払いを強制された後、翌日釈放された。
2014年4月13日、李さんは市場で法輪功について人々と話していたところ、他の2人の学習者とともに再び連行された。
2019年5月27日、五馬路居住委員会の職員らが李さんに嫌がらせをした。
2019年8月23日、李さんは、人々に法輪功について話したとして通報を受け、警察に再度連行され、水庫路拘置所に拘禁された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)