四川省遂寧市の年配者3人に不当判決が下される
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 【明慧日本2024年4月29日】四川省遂寧市に住む3人の年配女性の法輪功学習者・鄧修桂さん、杜映芬さん、楊桂華さんは、法輪大法の修煉を堅持したとして、2022年12月5日に連行されたが、後に裁判待ちという形で一時解放された。今年4月になって初めて知らされたが、この3人は、今年3月18日に遂寧市船山区裁判所で不当な有罪判決を宣告された。杜さんは1年8カ月の実刑と罰金5000元(約10万円)、鄧さんは1年2カ月の実刑判決と罰金3000元(約6万円)、楊さんは1年の実刑判決と罰金2000元をそれぞれに科された。その日、鄧さんと杜さんは健康上の理由から既に家に帰ったが、楊さんは拘留所に不当に拘禁されている。

 鄧修桂さんは今年72歳。若い頃は体が弱く、甲状腺機能亢進症、風邪性関節炎、神経衰弱、アレルギー性鼻炎など多くの病気に悩まされていた。1990年ごろから、春と秋の季節ごとにひどい風邪を引き、体が弱く、顔には憂いが滲んでいた。1997年、鄧さんは法輪大法の修煉を始め、真善忍の原則に厳格に従ったため、間もなく、多くの病気が一掃された。

 杜映芬さんは今年70歳、楊桂華さんは今年67歳である。彼女たちは法輪大法の修煉後、同様に健康な体を手に入れた。杜さんは2012年に脳腫瘍を患い、四川省の病院で手術を受け、脊髄液を3回抽出された。退院後、話すことはできなくなったが、法輪大法の修煉を経て、今では体が正常に回復した。しかし、地元のコミュニティや警察からしばしば嫌がらせを受けている。

 法輪功は法輪大法とも呼ばれ、高徳な仏教の修煉方法であり、1992年5月13日に李洪志大師によって伝え出された。法輪功は宇宙の最高の特性である「真善忍」を基本原則とし、シンプルで美しい五つの功法を補助としている。これにより、修煉者は非常に短時間で心身の健康と道徳の向上を達成することができる。

 2022年12月5日、鄧さんは市場で買い物を終えて家に帰ろうとしている途中で、見知らぬ男に道を塞がれた。鄧さんは遂寧市の大東街に連れて行かれ、近くにいた杜さんと楊さんの2人も同様に連行されているのを見た。その後、男性は警察を呼び、3人を遂寧市公安局船山支局凱旋路派出所に連行された。鄧さん、杜さん、楊さんの3人は違法な身体検査、写真撮影、尋問を受け、国内安全保衛部門(以下、国保)の警官らによって(法輪功の文言が書いてある)真相紙幣や家の鍵を奪われ、家宅捜索も行われた。その夜、3人は裁判待ちという形で一時解放され、自宅に帰った。

 2023年5月17日の朝、鄧さん、杜さん、楊さん3人は、遂寧市公安局船山支局の国保警官によって大東街で阻まれ、凱旋路派出所に連れて行かれた。その後、3人はまた丁凱に警察車両で遂寧市船山区検察院に連行された。そして、検察院の女性警官2人に作成された3つの書類にサインするよう強要された。しかし、書類には「犯罪嫌疑人」などの中傷的な言葉が書かれており、3人は全てサインを拒否した。実際には、鄧さん、杜さん、楊さんはすでに国保警官によって罪に陥れられ、その上、検察院によって不当に裁判所に起訴されたのだ。

 2023年11月15日、鄧さん、杜さん、楊さんは、遂寧市船山区裁判所で不当な法廷審理を受けた。裁判所側は現地の弁護士3人を割り当て、有罪を主張しようとしたが、3人とも拒否した。その日の不当な法廷審理の終了時までに法廷で判決が下されず、3人は家に帰った。

 2023年12月29日、丁凱は裁判所からの収監命令に従い、他の警官や2人の地域のコミュニティメンバーと協力して、鄧さん、杜さん、楊さんの3人を連れて永興留置場に収監しようとした。しかし、健康診断が不合格だったため、留置場側に受け入れられず、家に帰ることができた。

 今年3月18日、3人は再び遂寧市船山区裁判所で不当な法廷審理を受けた。

 今年4月初旬、鄧さん、杜さん、楊さんの3人は、不当に有罪判決を受けたことが初めて知らされた。鄧さんは既に控訴し、楊さんはその日に留置場に不当に拘束され、杜さんと鄧さんは健康上の理由で家に帰った。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/9/475040.html)
 
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