【慶祝5.13】内に向けて探した小さなストーリー
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 【明慧日本2024年5月4日】明慧ネットで世界法輪大法デー作品募集のお知らせを見た時、私には何も言うことがない、修煉について感動的な話をするほど修煉していないからと思いました。後になって、このためらいは、自分の書いたものが他人に賞賛されたいという名誉への執着だったことに気づきました。 

 私たちのチームに新しい学習者が来ました。彼は作品募集の締切が近づいていることを皆さんにメッセージで知らせてくれました。「修煉は初志貫徹すれば、必ず成就する」(『各地での説法十二』「世界法輪大法デーの説法」)という師父の法を思い出しました。新しい学習者に「真相伝えをしたことがありますか」と聞かれました。彼の目には誠実さがありました。彼はこのことをしっかりやりたいと思って私に質問をしたのです。同修の純粋な心に私は彼を尊敬しました。彼が三つのことをしっかりやりたいのを見て、私は大したことがなくても原稿を書くべきだと思いました。

 そこで、心性を修めたささやかなことを交流したいと思います。

 私の家では、新しい食器洗い機と冷蔵庫を購入する必要がありました。私はいくつかを調べて、最も評価の高いリンクを夫に送りました。夫は私を怒鳴りつけました。私は冗談を混じえながら怒鳴らないでと言いましたが、しかし私の心は少し動揺されました。

 私たちの話が終わると、脳裏には『洪吟三』「辯少なしに」の法が現れました。

 強辯に遇えば、争論す勿れ

 内に向けて因を求むは修煉

 釈明しようとすればするほど心重し

 坦懐にて執着無ければ、知見出づ

 私はずっと『洪吟』を暗唱しています。『轉法輪』の長い段落よりこれらの詩歌は覚えやすいからです。法を暗唱することによって修煉者の角度から問題を考えるのです。

 内に向けて探し自分の執着を見つけました。私はキッチン用品の女王になりたかったのです。夫と相談せず、自分が欲しいものを選びたかったのです。彼は私の選択に反対するかもしれないし、私がやりたいことを邪魔するかもしれないと思いました。しかし、私は考慮が浅く、謙虚さと言う基本的な美徳を欠いていました。このような考えは間違っているので、彼が怒るのも無理はありません。同時に、それは無礼で自分勝手なことであり、彼を尊重せず、もし彼が私に同じような否定的な態度で接して来たら、私も嫌だったでしょう。そこで、私は彼の視点からこのことを見てみようと思いました。

 私はこれを取り除こうと決意しました。家では修煉者であり、修煉者として言動をする責任があります。私のエネルギー場は彼にも影響します。

 師父は「大法弟子の心が落ち着いていなければ、周りの環境をも変化させます。あなたが恐れているとき、衆生もおかしくなることに気づきます。あなたが清々しい気持ちで、胸襟が広くなり、明るくなったとき、周りの環境も変化すると分かります。真相を伝え、法を実証する中で、皆さんが行なっている事が困難に遭ったとき、自分を調整してみて、正念を持って問題を考えれば、かなりの効果を得られるかもしれません」(『各地での説法九』「二〇〇九年ワシントンDC国際法会での説法」)と説かれました。

 時々、私は執着を取り除く過程は難しいことで、自分を無理やり変えなければならないと思いました。実際は、必ずしもそうではないのです。自分の問題に気付き「そのようにしない」と思うと、素直に問題は解決します。

 面白いことに、私は内に向けて探した数分後、夫が私に「もし冷蔵庫と食器洗い機を選んだのなら、それを買いなさい」と言いました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/30/475693.html)
 
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