錦州市の梁樹発さんと張占安さん 再び不当に拘禁
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 【明慧日本2024年5月6日】遼寧省錦州市の法輪功学習者・梁樹発さん(71歳男性)と張占安さん(67歳前後)はそれぞれ懲役3年、罰金6000元(約12万円)、懲役3年6カ月、罰金7000元(約14万円)の不当な判決を宣告された。2人は2024年4月1日に市盤錦刑務所に移送された。

 梁樹発さんは1953年1月29日生まれ、錦州市古塔区の鐘屯郷何屯村に在住。梁さんは以前、関節炎、気管支炎などの病気に苦しんでいたが、法輪功を学んでからすべての病気が治った。 「真・善・忍」を信じているため、しばしば中国共産党の関係者から嫌がらせを受け、家宅捜索をされ、恐喝され、不当に拘留され、洗脳班に入れられるなどの迫害を受けた。

 張さんは葫芦島市の出身で、セメント工場で働いていた。かつて病気のため、仕事に行けず、大金の医療費を費やした。1995年12月、法輪功を学び始め、3カ月後完治した。法輪功への迫害中、張さんと妻、長男は何度も身柄を拘束され、拘禁され、洗脳班に入れられ、罰金を科されたことがある。妻の李秀珍さんは迫害され死亡した。

 突然に身柄を拘束された

 2023年8月31日、錦州市姑太区中屯派出所の計画により、警察官は錦州市で梁さん、張さんと他の5人の法輪功学習者を拘束した。

 午後1時、中屯派出所の警察は、梁さんの靴修理店に押し入り、梁さんの身柄を拘束した上、自宅に侵入し、私物を押収した。梁さんは健康診断で高血圧と診断されたにも関わらず、9月1日に錦州市留置場に拘禁された。

 同日の午前、張さんも不当に連行され、パソコンなどの私物を警察に押収され、その後、張さんは錦州市留置場に拘禁された。同時に連行された学習者の1人は翌日帰宅し、他の2人は拘禁された後、家に帰された。

 不当な判決に

 2023年9月13日、梁さんと張さんは凌海市検察庁に不当に連行された。

 同年12月4日、凌海市裁判所は梁さんと張さんの家族に通知することなく、裁判を開始した。裁判中、梁さんは、「真・善・忍」を信じることは無罪だと主張し、「法輪大法は素晴らしい!」と繰り返し叫んだ。

 2024年4月の初め、梁さんの家族は初めて梁さんが懲役3年、罰金6000元の不当な判決を言い渡されたことを知った。

 今年4月1日、梁さんと張さんは盤錦刑務所に移送された。情報筋によると、後日遼寧省刑務所管理局によって各刑務所に移送される予定だという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/1/475840.html)
 
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