10年の冤罪を受けたハルビンの周春玲さん 再度3年の不当判決
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 【明慧日本2024年5月15日】ハルビン市の法輪功修煉者・周春玲さんが道外区裁判所によって不当に3年の懲役刑と1万元(約20万円)の罰金を科されたことを、今年4月22日、周さんの娘は知った。周さんはすでに法的に控訴を提起している。

 周さんは、ハルビン市呼蘭区康金鎮に住む善良な農婦で、法輪功を修煉した後、身心の健康が向上し、道徳が高まり、家庭も平和になった。2002年12月20日、周さんは康金鎮で人々に法輪功迫害の実態を語ったとして不当に連行され、後に不当に10年の懲役刑を受け、黒竜江省女子刑務所で両手を背中にし手錠をかけられ、吊り上げられ、縄で縛られ、しゃがむなどの拷問を受けた。

両手を背中にし手錠をかけられる

 半年前の2023年11月9日の午後4時半頃、周さんはハルビン道外区にあるファーストフード店で働いていたときに、現地の派出所と国内安全保衛部門(以下、国保)の警官によって連行された。

 翌日の朝8時半頃、警察はようやく周さんの兄に通知し、周さんがハルビン第二留置場に拘留されており、刑事拘留を受けていることを伝え、荷物を取りに来て、お金を支払うようにと言った。周さんの兄が到着すると、国保警官・韓家斌しか現れなかった。韓家斌は口頭で家族に通知するだけで十分だと主張した(書面通知がないとのこと)。

 同年11月18日、国保大隊の警官・韓家斌は、「周さんの書類はハルビン市道外区検察庁に移送した」と周さんの家族に通知した。

 同年12月25日、周さんは道外区検察庁によって不当に起訴された。

 今年3月1日、周さんの弁護士は裁判所から通知を受け、3月6日に周さんに対して開廷するという。

 3月6日の朝、弁護士と7人の家族が裁判所に到着した。しかし、午前9時過ぎ、裁判官は弁護士に「今日は開廷しない」といきなり言った。当日の午後、裁判所は弁護士に3月8日の午前中に開廷すると通知した。

 3月8日、開廷した。弁護士は周さんに無罪の弁護をした。勇気のある弁護士に対して、裁判官は怒鳴った。「お前は弁護士をやめるつもりなのか」と弁護士を脅かした。

 検察庁の検察官はもっと態度が横柄で、裁判官が2年の量刑を言ったが、検察官は3年の量刑を極力主張した。 

 今年4月22日、周さんの娘はハルビン市道外区裁判所からの刑事判決書を受け取った。周さんは不当に3年の実刑判決と1万元の罰金を科された。

 周さんは以前、10年間の拘禁に苦しめられ、彼女と彼女の家族は大きな苦しみと傷を負った。今回もまた、3年間の誤判が宣告された。周さんはすでに控訴している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/8/476321.html)
 
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