【明慧日本2024年5月15日】(パリ=明慧記者)パリの共和国広場はパリの中心部に位置し、パリ市民が集まり意見を発言する重要な場所である。5月6日午後、フランスの一部の法輪功学習者(以下、学習者)は、パリの共和国広場で法輪功迫害の実態を伝え、迫害に反対する署名活動を行った。活動では、人々に中国共産党(以下、中共)による25年間にわたる法輪功への迫害の事実を伝えると同時に、中共をはっきりと認識し、共に迫害を制止するよう呼びかけた。
ちょうど中共の国家主席がフランスを訪問していた時、学習者たちはパリ共和国広場で市民に法輪功の功法を実演し、法輪大法の良さを伝え、通りかかった観光客は立ち止まって見ていた。多くの通行人が関心を示し、学習者に話しかけ、法輪功迫害の実態を知った後、迫害に反対し、法輪功を支持して署名をした。あるロンドン市民は、「中国に共産主義は要らない、世界のどこにも共産主義は要りません!」と話した。
パリ共和国広場で法輪功の功法を実演する学習者 |
学習者を支持し迫害を制止するための請願書に署名する観光客と市民 |
「誰もが世界を変えられる!」
教育者であるフランシアさんは共和国広場を通りかかった時、広場の活動場所に展示されていた一枚の絵に強く惹かれた。彼女は「この絵がすべてを物語っているように感じました。私がこの絵に惹かれたのは、とても美しい少女が顔に大きな悲しみを抱えているのが見えたからです。彼女は頭を上げていても、実際には重い心を抱えていたのです。それは絵から明らかに伝わってきます」と語った。
フランシアさんは法輪功についてまだよく知らなかったが、学習者の詳しい説明と紹介を聞いて、法輪功の実情を理解したという。「こちらの女性は、中共による法輪功への迫害、さらには臓器狩りについてよく説明してくれました。私は悲しみや怒りだけでなく、このようなことが起こっていることに嫌悪感を覚えました」
「私は迫害に反対するこの請願書に署名します。喜んで署名します。同時にすべてが変わることを願っています。すべての人がこれに署名し、このような迫害に反対すべきです」
続いてフランシアさんは、「私たちは諦めずに迫害に反対し続けなければなりません。私たち一人一人が世界を変えることができます。たとえ私たちにできることが限られていたとしても、私たちはそれに立ち向かったのです。私にとって、これはとても重要なことです」と語った。
独裁者と関わらない
労働組合員のアランさんはこう話した。「私は独裁者がこの国に足を踏み入れることに反対します。 私にとって、独裁者と握手することは絶対に許されない行為です。 それが正しい行為でないことは歴史が証明してくれます。それは迫害を見て見ぬふりをすることに等しいのです。 言い換えれば、既定の独裁者、つまり中国の最高権力者であり、何が起きているのかをはっきりと分かっている人物と握手するとき、あなた自身は何なのでしょう?」
「あなた達が展示した写真は見たことがあり、迫害は何年も続いているのを知っています。平和的な活動を止めてはならず、迫害がなくなるまで継続しなければなりません。この教訓は歴史が証明しています。 私たちは独裁者を容認することはできません!」
若者たちの声
芸術監督のシド・ウダイニア・ボリューさんは、このように話した。「信仰と精神的な修煉がその国の多様性を強みにするはずだと信じています。これが国の力です。人々を分断するのではなく、団結させるべきです。お互いに理解し、中国の自由のために繁栄させるべきです。迫害されているすべての人々と法輪功学習者を解放するよう呼びかけます。彼らは自由に修煉すべきで、これが彼らの願いです」
マキシムさんはパリ美術大学の学生である。 彼は法輪功が良い修煉法であると信じており、中国における法輪功への迫害を直ちに停止し、人々が自由に修煉できるようにと呼びかけた。
ロンドンから来た青年ビンセント・メッテルさんは、「中国に共産主義は要らない、世界のどこにも共産主義は要りません!」と話した。