福州市の頼東萍さんに懲役4年の判決
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 【明慧日本2024年5月16日】(福建省=明慧記者)福州市の頼東萍さん(67)は、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と書いてあるお守りを男の子に渡したとして、福州馬尾区裁判所により懲役4年の実刑判決を言い渡された。頼さんが控訴した後、高等裁判所は一審判決を維持した。今年3月、頼さんは福建省女子刑務所に連行され、現在は刑務所の入監隊に拘禁されている。

 頼さんは 1957 年に生まれ、福建省疾病管理予防センターの退職者である。頼さんは医療従事者であるが、心臓病、慢性萎縮性胃炎、胃潰瘍、関節炎、頭痛、湿疹、皮膚炎などを患っていたため、体質が弱かった。1998年、頼さんは法輪功を知り、病気を治すために友人と一緒に李洪志先生の説法ビデオを見た。翌朝、手の湿疹が完全に消えていることに気づいた。以前の頼さんは、気が強くてせっかちで理不尽な性格だったが、『轉法輪』という本の中には他人に優しく穏やかな心を保っていれば、すべてのトラブルが解決できると書かれているので、それが素晴らしいと思った。そして頼さんは本気で法輪功を学び始めた。

 法輪功を学んだ後、頼さんは真・善・忍の原則に従って自分を律するようになり、すると、いつの間にかすべての病気が治り、身体が軽くなった。また、以前より優しくなり、楽観的になった。

 しかし1999年7月、中国共産党(以下、中共)が法輪功に対する迫害を開始して以来、頼さんは自分の信念を貫いたとして連行され、洗脳班に送られ、1年間の労働教養を言い渡された。

 善意でお守りを渡し 中共の法曹部門に濡れ衣を着せられる

 2023年7月11日、福州市東方花園で頼さんは7歳の男の子に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と書いてあるお守りを渡した。男の子の両親は頼さんを通報したため、頼さんは茶園派出所の警官に連行され、所持しているお守りを押収され、当日の夜、家宅捜索を受けた。

 頼さんは福州市第二留置場に拘禁された。

 2023年12月7日、頼さんは 5カ月間不当に拘禁された後、馬尾裁判所で不当な裁判にかけられた。今年1月、懲役4年の実刑判決を下されたことを知った頼さんは、控訴した。

 今年 4月、頼さんは高等裁判所によって一審判決を維持されたことがわかった。今年3月、頼さんはすでに福建省女子刑務所に拘禁された。現在、刑務所の入監隊に拘禁されており、2カ月後に中隊に移送される予定である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/29/475756.html)
 
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