遼寧新賓県の蒋職会さんに懲役3年6カ月を宣告
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 【明慧日本2024年5月17日】最近、遼寧省新賓県の法輪功学習者・蒋職会さん(以下、学習者)が3月20日、撫順市順城区裁判所に懲役3年6カ月の不当判決を言い渡されたことが分かった。

 蒋さんは68歳の朝鮮族の学習者で、遼寧省撫順市新賓県に在住。 蒋さんは法輪大法を修煉した後、心身が大きく変化し、心も優しくなり、賢くなり、大法の素晴らしさを実感できた。

 1999年7.20、中国共産党(以下、中共)が法輪功を迫害した後、蒋さんは、中共の嘘に惑わされた人々に法輪大法の素晴らしさを伝えたとして、不当に拘留され、労働による再教育をされ、実刑判決、金品を脅し取られるなどの迫害を受け、2度も精神病院に収容された。

 2023年12月2日午後4時ごろ、蒋さんは法輪功迫害の実態が書かれた資料を人々に配布していたところ、中共の虚言に騙された誰かに通報され、新賓郷警察署と国内安全保衛部門の警官に連行され、不当に家宅捜索をされた。その後、蒋さんは警察に拘束され、撫順留置場に収容された。 警察は 「今は刑事拘留だ。法的手続きになり、量刑になる」と脅した。

 今年3月20日、蒋さんは撫順市順城区裁判所から不当に懲役3年6カ月の判決を受けたことがわかった。

 1年間の違法労働教育

 2007年後半、蒋さんは法輪功の修煉を再開し、心身ともに健康を取り戻した。

 2009年6月15日、蒋さんは大法への感謝の心で、人々に法輪大法の素晴らしさと法輪功迫害の実態を人に伝えていた時、悪人に陥れられ、警官に連行された。新賓派出所で、蒋さんは一晩ベッドの柱に手錠をかけられ、翌日午後9時に撫順南口拘置所に送られた。

 撫順南口拘置所では、被拘禁者は毛の生えた、しかも加熱が不十分なトウモロコシの餅と、虫が入った漬物を食べさせられた。売られている食べ物は非常に高価で、市場で6元(約129円)で買えるものが拘置所では10元(約215円)。家族が顔を合わせるには、食事代として100元(約2150円)を支払わなければならない。その後、新賓県の警察官2人が拘置所に行き、蒋さんを尋問し、不当に1年間の労働教育を強いた。その後、蒋さんは馬三家労働教養所に移送され、迫害を受け続けた。

 馬三家労働教養所では、洗顔と歯磨きの水は地下水で、骨にしみるほど冷たく、短期間のうちに、多くの学習者の歯が黒くなり緩んでしまった。同地の刑務所の看守は、学習者に偽のプロパガンダを読ませるなどの洗脳迫害を行い、眠ることも許されない。学習者は肉体的にも精神的にも拷問を受けている。2010年6月9日、蒋さんは「転向」させられ迫害された後、解放された。

 不当に懲役4年の判決

 2013年12月10日、50代の蒋さんは真・善・忍カレンダーを世間に無料で配ったところ、中共の嘘に騙された人によって通報された。連行された後、懲役4年を宣告され、遼寧省女子刑務所に拘禁された。

 68歳になった今、蒋さんは中共による迫害を暴露したとして、さらに3年6カ月の懲役を言い渡された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/3/475930.html)
 
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