【明慧日本2024年5月19日】(イギリス=明慧記者)第25回「世界法輪大法デー」と「法輪大法が世界に普及して32周年」を記念し、イギリスの法輪功学習者(以下、学習者)は5月11日、ロンドン中心部で盛大なパレードと集会を開催した。
英国のリシ・スナク首相オフィス、スコットランド国民党の外交担当スポークスマンであるブレンダン・オハラ議員、英国下院と貴族院の多くの国会議員より、法輪功への支持を表明する祝賀書簡を事前に送られた。
以下は、政治家から送られた書簡である
リシ・スナク首相オフィスより送られた祝賀書簡
リシ・スナク首相オフィスより送られた祝賀書簡では次のように述べている。「私は首相に代わり、4月24日付の世界法輪大法デーへの招待状に感謝申し上げます」
「政府は中国で、宗教または信条を理由に迫害を受けている法輪功学習者とその他の人々に対して、深く憂慮しています」
「誰もが宗教または信仰の自由があるべきで、信仰、改宗、または分かち合うことができ、そして差別や暴力を受けることなく、これは人々が持つべき人権です。政府は、宗教や信教の自由を保障することは社会を安定させ、繁栄させ、かつ、さらには暴力的な過激主義を防ぐことができます」
「私から皆様に最高の祈りを贈ります!」
リシ・スナク英国首相
スコットランド国民党外交担当スポークスマン「法輪功に関心を持ち続ける」
スコットランド国民党外交担当スポークスマンであるブレンダン・オハラ議員は、書簡の中で次のように述べている。「スコットランド国民党を代表し、心からお祝いを申し上げるとともに、引き続き支援することをお約束します」
「ジェフリー・ニース卿率いる中国法廷の判決では、法輪功学習者が信じがたい恐怖の強制臓器摘出などの犯罪を含む、人を激怒させる恐ろしい行為に遭っています。(その判決から)すでに5年が経ち、これらの行為は人道に対する犯罪の罪になります」
「圧倒的な証拠と明確な判決があるにもかかわらず、政府やその他の国際組織が求める対応は完璧ではありません」
「2021年に国連のマイノリティと信教の自由に関する特別長官が、中国におけるこのような忌まわしい行為の明確な証拠を提示した後も、国際社会は何ら果敢な行動を取っていません」
「私は下院で何度も、残虐犯罪に序列はなく、強国を怒らせる、または貿易関係を損なう恐れがあるからといって、このような厳しい人権侵害に対して見て見ぬふりをしてはなりません」
「宗教や信仰の自由は基本的人権であり、国際社会はこれを守る責任があります。それは、私たち全員が大切にしている他のすべての人権と何ら変わりはなく、もし私たちが宗教や信仰の自由を奪われ、犠牲してもよいと見なすことを許すなら、私たちは非常に危険な道を進んでいることになります」
「水曜日には、国会議員が英国政府と中国との関係について討論する予定であり、その討論の中で、私は法輪功学習者の苦境やウイグル族などの少数民族の状況を再度提起することを約束します」
スコットランド国民党外交担当スポークスマンのブレンダン・オハラ議員 |
エリー・リーブス議員「私たちは絶対に何もせずに傍観することはない」
エリー・リーブス議員は書簡の中で次のように述べている。「私は、ウイグル族のイスラム教徒であれ、キリスト教徒であれ、仏教徒であれ、法輪功学習者であれ、宗教や信仰を理由に迫害されている中国の人々を深く憂慮しています。 差別や暴力を受けることなく信仰を実践し、改宗し、分かち合う自由は、すべての人が享受すべき人権です」
「私はまた、長年にわたる中国での臓器強制摘出の恐ろしい疑惑や、法輪功学習者を含む少数民族や宗教団体が特に標的にされている可能性があることを承知しています」
「2014年末、中国当局は死刑囚からの臓器摘出を停止すると発表しました。 この政策の実施は重要な前進であろう。 しかし私は、『中国における臓器移植虐待をなくす国際連合(ETAC)』が主導した中国法廷の判決を含め、この種のやり方が依然として続いているという最近の報告を承知しています。 実際、中国法廷は、強制的な臓器摘出が長年にわたって中国全土で大規模に行っており、法輪功学習者とウイグル人が主な被害者であると結論づけています」
「英国政府は、この件に関して中国当局にさらに質問し、いかなる新たな証拠も注視することが重要だと思います。 英国政府はまた、世界保健機関(WHO)に対し、中国法廷の調査結果に対する明確な回答を提供し、適切な独立した評価を実施するよう圧力をかけるべきだと思います」
「このような重大な人権侵害を決して傍観し、絶対に容認しないという我々の明確な立場を伝えるよう、英国政府に圧力をかけ続けます」
エリー・リーブス議員 |
マーク・プリチャード下院議員「法輪功学習者を深く懸念している」
マーク・プリチャード議員は書簡の中で次のように述べている。「英国は、中国共産党による法輪功学習者や、その他の団体への迫害が続いていることを深く憂慮しています。彼らの経験には心が痛みます。 このような懸念から、中国は英国が特に懸念する32の人権優先国のひとつになっています」
「英国政府は、中国当局と直接的、並びに欧州安全保障協力機構(OSCE)、欧州理事会、国連人権理事会に、宗教的・民族的マイノリティの扱いを含めて、人権に関する懸念を提起します」
「このほか、外務大臣は2023年12月5日に、中国の外務大臣と初めて電話会談を行い、中国の人権侵害に対する懸念を表明しました」
マーク・プリチャード議員 |
イアン・レヴィ議員「誰もが信仰の自由の権利を享受すべき」
イアン・レヴィ議員は書簡の中で以下のように述べている。「誰もが信仰の自由の権利を享受すべきで、差別や暴力を受けることなく、自由に信仰し、改宗、あるいは自分の信仰を分かち合うことができます。これはすべての人が享受すべき権利です。だから、私は私の内閣の同僚と信教の自由を擁護し、異なる宗教と非宗教のコミュニティ間の尊重を促進することに尽力します」
「遺憾なことに、中国共産党は法輪功学習者やその他の団体を迫害し続けており、英国はこの行為を深く憂慮しています。彼らの身に起きていることに、心が痛みます! 中国が英国にとって懸念すべき32の人権優先国のひとつである理由は数多くあります。 法輪功学習者に起きていることは、その理由のひとつです」
「優先的に配慮すべき事項として、英国政府は中国当局や、欧州安全保障協力機構、欧州理事会、信教の自由のための国際連盟などの多国間組織に対して、人権に関する懸念を定期的に提起していきます。 その中には、宗教や種族少数派に対する扱いも含まれます。 これは2023年6月の国連人権理事会での声明や、当時の外務大臣による国連人権理事会での個人演説にも反映されています」
「このほか、2024年4月の訪中の際、インド太平洋担当大臣は、中国各地の人権について懸念を表明しました」
フェリアル・クラーク議員「英国政府に圧力をかけ続ける」
フェリアル・クラーク議員は書簡の中で以下のように述べている。「私は、ウイグル族のイスラム教徒であれ、キリスト教徒であれ、仏教徒であれ、法輪功学習者であれ、自分の宗教や信仰を理由に迫害されている中国の人々を深く憂慮しています。 差別や暴力を受けることなく、自分の信仰を自由に実践し、改宗または分かち合うこことができ、これはすべての人が享受すべき人権です」
「ご安心ください、人権侵害を決して傍観せず、容認しないという我々の立場を伝えるよう、英国政府に圧力をかけ続けます」
フェリアル・クラーク議員 |
ウィテカー男爵夫人は書簡の中で以下のように述べている。「私は心から(祝賀)活動が成功されますように、私たちが懸念している問題のよい進展が得られますように、お祈りします」
ウィテカー男爵夫人 |
著名な人権活動家「私の心はあなた方とつながっている」
著名な人権活動家であり、英国保守党の人権委員会の創設者兼副委員長であるベネディクト・ロジャース氏は、書簡の中で「私は昨年、あなた方とご一緒できたことを光栄に思います。私の心はあなた方とつながっています」と述べた。
ベネディクト・ロジャース氏 |
ロジャース氏は書簡の中で以下のように述べている。「25年前の5月13日に法輪大法世界デーと定められました。これは法輪功創始者・李洪志氏が1992年、法輪功を公に伝えだされて7年後のことでした。私は法輪功学習者を友人として、皆さんと共にいて、精神的な方法をもって共に世界法輪大法デーを慶祝できることを光栄に思います」
「もちろん、5年前の2019年にジェフリー・ニース卿が主催した中国法廷が結論づけたように、法輪功学習者は強制臓器摘出に遭わされ、この野蛮の行為は「強制臓器移植」と呼ばれています。中国法廷では、このような残虐行為を行っており、かなりの規模で行っており、人道に対する犯罪だと認定しています。 ジェフリー・ニース卿が中国法廷の判決文で述べたように、中国と取引をするいかなる国も、彼らが「犯罪国家と取引している」ことを知るべきです。 特に、法輪功学習者が完全に平和的に彼らの信仰を実践していることを知ったとき、この迫害には心が痛みます」
「長年来、私は多くの法輪功学習者と知り合いましたが、彼らは例外なく、もてなしの心を持ち、寛大で、親切で、聡明で、平和的で、品行方正でした。 彼らは、真・善・忍の価値観に基づき、美しく、そして尊厳を持って生活しています」
「私たちは法輪大法デー祝賀の際、真・善・忍の価値観を称えましょう。 これらは法輪功だけの価値観ではなく、普遍的な価値観であり、人類の価値観であり、いかなる宗教と信仰のある人々が受け入れ、実践できる価値観です」
「私は、世界人権宣言の第18条に謳われている、信教の自由という基本的人権の促進と擁護に、成人になってからの全人生を捧げてきました。 これは、どこの国でも例外なく、すべての人間の基本的人権です。 誰もが自分の信仰を選択し、信仰し、分かち合い、あるいは改宗する権利を持っています。 従って、私は法輪功学習者が法輪大法を修煉し、世界法輪大法デーを祝う権利を常に擁護します」
「法輪功学習者、キリスト教徒、チベット仏教徒、ウイグル族、その他のイスラム教徒、道教信者など、中国のすべての人々の権利のために声を上げ続けます。我々は真・善・忍の価値観を遵守します」