山西省陽泉市の李桂林さんは懲役2年の不当判決を受ける
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 【明慧日本2024年5月31日】山西省陽泉市の法輪功学習者・李桂林さん(女性)は、2023年10月19日、警官に連行され、拘禁された。今年3月27日、李さんは不当裁判にかけられた。法廷で弁護士は李さんに対する起訴内容に反論し、李さんの無罪を主張した。しかし、平定県裁判所は法律と事実を無視し、李さんに懲役2年の判決を下した。

 李さんは1999年から法輪功を学び始めた。しかし、1999年7.20、中国共産党当局が法輪功への弾圧を開始した。法輪功を学び続け、「真・善・忍」を信仰している李さんは、当局から嫌がらせ、家宅捜索、連行、拘禁、労働教養処分などの迫害を加えられた。

 2023年10月19日午前11時ごろ、陽泉市鉱区公安分局の警官十数人は李さんの夫の勤め先に押し入り、「これはお前の携帯電話の番号か? この動画をアップしたのはお前なのか」と聞いた。李さんの夫は「この番号は私のですが、動画のことは覚えていません。子供が携帯で遊んでいるときに、誤ってアップしたのかもしれません」と話した。警官らは李さんの夫を連れて李さんの自宅に行った。警官は夫から家の鍵を奪い、李さんの自宅に押し入り、李さんを連行した。その日の午後、李さんは陽泉市拘留所に送られ、15日間も拘留された。

 11月4日、李さんは刑事拘留され、陽泉市留置場に移送された。

 今年3月27日午前9時、李さんは陽泉市平定県裁判所で裁判を受けた。法廷で人権弁護士は法律に基づき、「この事件の事実は不明確で、証拠は不十分です。検察が提出したいわゆる証拠は、この事件とは何の関係もないことで、李桂林さんが法輪功学習者だと証明することしかできません。主観的にも客観的にも、そして行動の点でも、犯罪を構成するものではなく、社会に害を及ぼすものではなく、法の執行を損なうものではありません。検察官が提出した証拠(法輪功の本)は、李桂林さん自身が学ぶためのものです。法輪功の資料は、人々に法輪功の真実を伝えるためのものです」と述べた。

 同弁護士はまた、国家新聞出版総署の法令第50号と2000年の公安部文書第39号を法廷で提出し、法輪功の修煉は合法であると説明した。

 弁護士の話に検察官は言葉を失った。検察はまた、「李桂林の携帯電話のSNSのWeChatから『なぜ人類が存在するのか』『なぜ衆生を救い済度するのか』というメッセージを7人に送信した。そのうちの1人は娘に、もう1人はネットワークスタッフだった。そして他の5人は、李桂林から受け取ったかどうか、よく覚えていないということだ」と話した。

 弁護士は「5人全員が、李桂林さんが送ったかどうかを覚えていないと言ったので、証人とみなされるのだろうか? 李桂林さんの娘から提供された文章2篇、ネットワークスタッフから提供された写真2枚だけで、私は異議を唱えていない」と話した。

 裁判長は最後に、李さんに発言を求めた。李さんはまず、検察官に『なぜ人類が存在するのか』『なぜ衆生を救い済度するのか』を朗読するよう要求した。李さんは「違法かどうか、犯罪かどうかをこの場にいる人々に聞かせてほしいです」と話し、検察官は言葉を失った。

 李さんは「法輪功学習者が何度も迫害されているのに、法輪功の修煉をやめない理由をよく考えてください。それは、法輪功を学ぶことが違法ではなく、社会に害を及ぼさないことを学習者たちが知っているからです」と話した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/23/477908.html)
 
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