私は人生の終点を見た
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文/遼寧省の大法弟子 穎さん

 【明慧日本2024年6月4日】私は今年53歳です。法輪大法の修煉を始めてから10数年の過程を思い出すたびに、いつも心の中で何度も何度も師父に感謝をし、大法に感謝をしています! 

 私は40歳の時、排尿が困難になり、6~7時間排尿できない時もありました。ある日、早起きして鏡を見ると、私の頭と顔は腫れ上がり、目は細目になり少ししか開けられず、ふくらはぎと足は押すと小さなくぼみができました。驚きのあまりに急いで病院に駆けつけました。すると、検査書に陽性反応が三つ認められたため、ネフローゼ症候群と診断されました。

 その日は旧正月の27日で、動ける患者は退院して家で旧正月を過ごしていました。なので、広々とした病室には私だけしかいませんでした。毎日朝8時から点滴が始まり、夕方4時まで一袋一袋と打たれました。尿が出ないので水を飲むのもおっくうになりました。腹部が膨張していたので、一定時間に導尿をし、それが終わった後、しばらくの間は楽になりましたが、1時間後には腹部がまた膨れ始め、また導尿しなければならず、どうどうめぐりでした。私は全身に力が入らず、目を開けると見えるのは、頭上にかけられた点滴の袋、白い天井、白い壁、白いシーツで......無力感に襲われました。

 このような単調な空間で20日間も苦しみ続けましたが、各項目の指標は、入院当初と同じで変化がありませんでした。体内には大量の液体が流れ込み、そして導尿の方法でまた排出されました。もしこのままいけば、尿毒症になり、その後は透析だということを私ははっきり分かっていました。廊下の突き当たりにある透析室を見ると、うちしおれた人たちが入っていき、4~5時間の透析を受けると元気になって出てきますが、それも1~2日で、3日目にはまた入っていかなければなりません。重症の患者は週3回透析を受けなければ生命を維持できません。出たり入ったりする彼らを見ていると、これが私のこれからの人生なのだと思い知り、ため息が出ました。

 仕方なく、退院するしかありませんでした。その後、母と一緒に母の友人の家に行きました。その友人は占いができました。彼女の話によると、私が前世で人を殺したがために、今、その人が私の命を奪いに来ているというのです。どんなに善解してもダメで、相手は許してくれず、彼女も手伝えないと言いました。彼女の家で、鏡に映った自分は、まるで悪魔のような目つきをしていて顔面蒼白で、怖くて見ていられませんでした。これは私じゃない、もう自分さえわからなくなっていました。前世に犯した殺人を命で償わなければならないのなら、私は「命を取られても仕方がない」と思いました。

 そんな時、大法を修煉していた叔母が「あなたの命を救えるのは大法の師父だけです!」と私に言いました。また「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」と心から唱えることを教えてくれ、師父の『広州説法』の録音を持ってきて聴かせてくれました。師父の声はとても優しくて私の心を満たし、涙が止まりませんでした。夜中、私は夢を見たようでドアの上から赤い光が私の顔をまっすぐに照らしているのをはっきりと見ました。目が覚めた後には、排尿ができるようになっていました。

 それ以来、私は一度も薬を服用することなく、この10年間、ネフローゼ症候群も発症していません。常に体はエネルギーで満ちあふれ、健康な生活を送っています。師父が、第二の人生を与えてくださったことに心から感謝しています! 

 私の体験を通して、夫と母も大法修煉に入り、大法の洪大な恩恵を浴びています! 師父が私たち一家を救ってくださったことに感謝しています! 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/28/475671.html)
 
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