陝西省の閆茹さんに懲役1年の不当判決
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 【明慧日本2024年6月7日】陝西省洋県在住の法輪功学習者・閆茹さん(60代女性)は、法輪功を信仰したため、当局に懲役1年の不当判決を宣告されたことが、明慧ネットによって最近確認された。閆さんは、2024年6月に刑期を終える予定である。起訴、裁判、判決の詳細は明らかではない。閆さんの兄である法輪功学習者・閆樹軍さん(70代)は、2024年初に亡くなった。享年70歳前後だった。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 2023年6月のある夜、閆さんは法輪功に関する情報資料を配布したため警察に通報され、連行された。閆さんは漢台拘置所に拘留された。地元の裁判所はその後、閆さんに懲役1年の判決を下した。

 閆さんは、末期の病気から回復した兄の閆樹軍さんの勧めで法輪功を実践し始めた。

 閆樹軍さんへの迫害

 2023年5月初め、閆樹軍さんは村人から法輪功の資料を渡されたと通報され、洋県国内治安部の警官に連行された。警察は閆さんを簡単な尋問の後に釈放したが、10日後に自宅で再び連行し、法輪功の本を押収した。

 警官らは閆さんに、公共の壁に「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」という言葉を書いたのは自分だと認めるよう強要し、その後、6カ月の自宅軟禁で釈放した。警官に怯えた閆さんの健康は急速に悪化し、2024年初めに亡くなった。享年70歳前後だった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/21/477811.html)
 
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