ヨーロッパのプラハでのパレードを見て、多くの人が関心を示した

 

　【明慧日本2024年6月19日】（チェコ共和国＝明慧記者・高思羽）チェコ共和国の首都プラハは、世界中から観光客が訪れる美しい街である。 2024年6月8日と9日、観光客たちはユニークな光景を目の当たりにし、携帯電話を取り出して写真やビデオを撮影した。

　晴天に恵まれた6月8日の土曜日、プラハのフラチャニ広場は、城の観光に訪れる人々、衛兵交代を見物する人々、その日の集会に参加する人々で賑わっていた。 その喧噪の中、黄色い服を着た法輪功学習者（以下、学習者）たちが目を軽く閉じ、メロディアスな音楽に合わせてゆっくりと緩やかな煉功を行い、周囲の喧騒とは対照的だった。

プラハのフラチャニ広場で功法を実演する学習者

賑やかな人ごみの中、学習者は煉功に集中し、多くの観光客は関心をもった

　多くの人が立ち止まり、パネル資料や横断幕を読み、学習者の五式の功法の実演を見ていた。 時折、人ごみの中から金色の人影が見え、学習者が法輪功についての資料を配り、法輪大法のメッセージを伝えている。

　「これは人々が本当の自由を得ることができる方法である」

　ダイアン・ブレイスさん（イギリス人女性）は、一行と城を訪れる準備をしていたが、修煉者の功法の実演を見学し、パネル資料のメッセージを読んだ後、法輪功を支持する署名をした。 彼女は法輪大法が真・善・忍に従って善い人になることを教え、心身ともに利益をもたらすことを知り、「私たちが進むべき道はこれしかない、 現在、私たちはこの人たち（学習者）のように、あらゆる妨害から身を守り、如何に他人のためになることに関心を持ち、私たちの魂、精神が混沌とした世の中に影響されないように関心を持つべきです」と語った。

　五式の功法を実演する学習者たちを見て、ブレイスさんは、「彼らはとても集中しているように見え、集中する力は非常に強く、測ることができないほどです」。彼女はさらに「坐禅をしている人たち（学習者）は、心と精神の自由を持っています。 今日の物質世界とは異なり、これは人々が本当の自由を得ることができる方法であり、人間としての真価を示しています」 と語った。

　観光都市のユニークな光景

　正午、観光客のほとんどが城で行われる衛兵交代式に注目しているなか、法輪功の情報を知りたがっている人たちがいた。 彼らは学習者に話しかけ、パレードが始まるのを興味深く見ていた。 パレードの先頭は、青い色の服を着ている天国楽団で、ヨーロッパ全土から集まった中国人と西洋人の学習者で構成され、年齢層も様々である。

6月8日の土曜日、フラチャニ広場を出発するパレード

　天国楽団に続いて、『轉法輪』の巨大模型が披露された。 法輪功を修煉している学習者はこの本を通読することができ、その中から日常生活の中でいかに真・善・忍の準則に基づき他人と付き合い、いかに自分より他人を優先する人間になるかを悟っている。この本は40カ国語以上に翻訳され、法輪大法のウェブサイト（falundafa.org）から無料でダウンロードできる。その後ろに功法実演チーム、「法輪大法は素晴らしい」というメッセージを伝える横断幕チーム、人目を引く金色の龍の舞チーム、獅子舞チームが続いた。 隊列の中央には、中国共産党による法輪功迫害の犯罪を暴露するチームがあり、隊列の最後尾には、賑やかで友好的な腰鼓隊チームがいる。

有名な観光名所カレル橋を通るパレード

　パレードはフラチャニ広場からスタートし、有名なカレル橋を通り、旧市街の石畳の通りを通り、最後に旧市街広場に到着した後も、予定されたパフォーマンスを演技し続けた。

　この楽しいパレードは、観光客にプラハのユニークな光景となり、前代未聞の新しいメッセージを伝えている。 一部の観光客は、煉功する学習者、天国楽団、『轉法輪』の巨大模型、「真・善・忍」の金色の横断幕をバックに写真を撮った。

　「真・善・忍を実践することは、世界をより良い場所にすることができる」

　アメリカからの観光客の一行は、城に向かう途中でパレードに出会った。学習者が遵守する「真・善・忍」の準則について聞いた女性は、「これはとても素晴らしい価値観で、この世界をより良い場所にすることができるこのような価値観を、世界中の誰もが実践すべきだと思います」と話した。

　法輪功を修煉することで、生活の目的をよりよく理解することができる

カレル橋で短いスピーチを行い、パレードの目的は大法の素晴らしさと中国共産による法輪大法への迫害を人々に伝えることだと話した

　リフォーム業界で働くチェコの若者マレク・ヌッタさんは、カレル橋を通るパレードを見物していた。彼は法輪大法について初めて聞いただけでなく、龍の舞を見るのも初めてだったという。「私たちにとって新しい体験であり、とても良かったです。中国で何が起きているのか、人々にも見てもらうことができます」と嬉しそうに言った。

　真・善・忍という原則について、彼は「今ではとても重要です。現在、多くのことが変化しており、人々は感謝の気持ちを持たなくなり、ソーシャルメディアがすべて中心になっています。 法輪大法を修煉すれば、自分自身をよりよく知ることができ、自分自身と過ごす時間が増え、人生の目的をよりよく理解できるようになると思います。法輪功を修煉することは素晴らしい考えだと思います」と語った。

パレードの先導に立つ天国楽団

夕方、2回目のパレードの行進が市内中心部で行われ、ヴァーツラフ広場では学習者が法輪大法をより多くの人に知ってもらうために再びスピーチを行った

法輪大法のパレードは美しくユニークで有名な観光都市プラハの景観に華を添え、観光客の写真撮影のスポットとなっている

　短い休憩の後、パレードは再び旧市街広場から出発し、プラハの中心部を行進し始めた。 狭い石畳の路地でも、広い商店街でも、通行人はパレードに非常に興味を示し、中には資料を手に取ってすぐに読み始める人や、学習者を支持して署名をする人もいた。

　また、別の学習者のグループは繁華街を車で走り、スピーカー放送や車の屋根に取り付けられたパネル資料を通して、道行く人に法輪功迫害の実態を伝えた。

パレードは有名な旧市街広場で終了し土曜日と日曜日の両日、天国楽団、腰太鼓、龍の舞、獅子舞が決めた場所でパフォーマンスを行った

喜びの表情に溢れ、写真を撮る観光客たち

　アメリカから訪れた環境エンジニアのリチャードさんは、土曜日の法輪功学習者のパレードを見逃したが、翌日（6月9日）、天国楽団の奏でる音楽を聴き、中国拳法を練習している彼は、音楽に導かれて旧市街広場に行き、中国共産党による法輪功迫害の実態を暴露するパネル資料のメッセージを読んだ。

　そして「音楽は高揚感と希望に満ちています」。法輪功を支持する請願書に署名した後、彼は、「私は法輪功の真・善・忍の原則が、いまだに迫害されていることを知り、とても悲しくなりました。 真・善・忍を実践する善良な人々を迫害するのは明らかに間違っています。 迫害については嫌な気分ですが、音楽には希望を感じます」と述べた。

　人生で初めて法輪大法について聞いた彼は、学習者たちに、「あなたたちはとても教養があると感じます。 あなたたちが受けている迫害の情報を読みましたが、このような目に遭わされたことをお気の毒に思います。 幸運を祈ります」と言った。

　6月の週末だけでなく、平日にも、観光客はナメスティ・レプブリキ広場、ヴァーツラフ広場、カレル橋などの主要な観光スポットで学習者を見かけることができます。学習者からの資料を受け取った観光客は、法輪大法が受ける迫害の情報を知り、学習者に話かけもっと多くの情報を尋ねた。 観光客はプラハへの旅をより充実したものにしている。