【明慧日本2024年6月22日】「真・善・忍は非常に重要な価値観であり、私たちは常に心に刻んでおくべきです。法輪大法がこれらの価値観をオーストラリアの人々の心に、深く響かせようと努力していることを称賛します」と、オーストラリアの元連邦上院議員ゲイリー・ハンフリーズ氏が、キャンベラの国会議事堂前で明慧記者に語った。
6月3日からオーストラリア各地から集まった法輪功学習者(以下、学習者)は、4日間にわたってキャンベラでオーストラリア政府や各界の人々に、中国共産党による法輪功迫害の実態を伝える活動を行った。
国会議事堂前や市中心の主要通りなどで、学習者たちの平和な集会や人目を引く横断幕を見た多くの市民や観光客が足を止め、法輪功迫害の実態を理解し、中共による25年間にわたる迫害を制止するための請願書に署名した。
オーストラリア各地からの学習者は4日間にわたってオーストラリア政府や市民に法輪功迫害の実態を伝えた |
元連邦上院議員「学習者が提出した迫害の証拠は強力」
6月5日、オーストラリアの元上院議員ハンフリーズ氏は国会議事堂へ向かう途中、学習者たちの平和な集会の様子を見て「連邦議員を務めていた際、学習者代表の会見を何度も聞き、彼らが自分たちが受けた迫害について非常に説得力のある事例を提出していると思いました。私は、いつも彼らを支持してきましたし、議員ではなくなった今でもその支持は変わりません」と記者に話した。
元上院議員ゲイリー・ハンフリーズ氏 |
学習者がオーストラリア政府に対して中共に迫害をやめるよう求める議案を通過させることを要求し、中共の首相がオーストラリアを訪問する際に法輪功の迫害問題を提起するよう呼びかけていることについて、ハンフリーズ氏は「オーストラリアは多くの議題で中国に圧力をかける必要があります。貿易問題も重要ですが、学習者を含む少数民族に対する迫害も提起しなければなりません。機会があれば、これらの問題を議題にするべきだと思います」と述べた。
法輪功の平和で理性的な反迫害活動は25年間続いており、オーストラリアの学習者たちはこの間、様々な方法で政府や市民に迫害の実態を伝え、注目を呼びかけている。ハンフリーズ氏はこの努力が非常に重要だと述べ、「私はこのような取り組みが非常に力強いと思います。学習者は非常によくやっています。世界中に多くの学習者がいて、彼らは迫害を制止するために強力な証拠を提出しており、非常に賞賛に値します。迫害制止活動を続けることは非常に重要です」と語った。
最後に彼は、法輪功の原則である「真・善・忍」は非常に重要な価値観であり、「私たちは常に心に刻んでおくべきです。法輪大法がこれらの価値観をオーストラリアの人々の心に深く植え付けようと努力していることを称賛します」と述べた。
政府職員「学習者は非常に素晴らしい」
国会議事堂で働くネイサン氏は、学習者たちが25年間も尊敬に値する方法で反迫害活動を続けていることに感銘を受け、「印象に残らないわけがない」と話した。
彼は「人権は世界中で尊重されるべきものです」と語り、「学習者が尊敬される方法でこれらの問題を提起するのは賢明な選択です。ここで理性的な方法で抗議を行っていることは素晴らしいことです」と述べた。
また、オーストラリア人として「中共がなぜ無実で善良な人々を迫害するのか理解できません。おそらく利己的な理由からだと思います。法輪功は誰にも脅威を与えていないと考えています」と述べた。
ネイサン氏は「25年間、学習者の忍耐と努力は非常に印象的であり、特に中共が加える不当な圧力や迫害に対しても、彼らは揺るがずに続けています。中共は自分たちが問題を抱えていることを知っているのに、ただ真実を隠そうとしているだけです。学習者は常に支持を得やすい方法で中国で起こっている迫害を提起しており、これは非常に良いことです。彼らは誰も妨害することなく、ただ人々に注意を促しているのです。これは非常に素晴らしいことだと思います」と述べた。
さらに彼は、「法輪功の原則である『真・善・忍』は非常に受け入れやすいものであり、普遍的な真理だと思います。中国や西洋だけでなく、古代ローマ、ギリシャ、アメリカ、南アメリカなど、異なる文化や社会の歴史を振り返っても、これらの原則は普遍的に存在しています。これは人類共通の感情だと思います。そして学習者はこれらの原則を実際に実践しています」と述べた。
最後に彼は、中共が「恥ずべき制度を実施していることは遺憾であり、それがどれだけ続くかは不明です」と述べた。
キャンペら市中心政府部門で働いているパトリック・マコーマック氏は法輪功を支持 |
6月3日、キャンベラ市中心の国家緊急救援管理局で働くパトリック・マコーマック氏は、通勤途中に学習者が法輪功迫害の制止を呼びかける活動に、喜んで請願書に署名した。
彼は、「真・善・忍を信じる学習者が中共に迫害されていることについてよく知っています。中共は自分たちに同意しない人々や、自分たちにとって脅威と見なす人々を迫害するということです。明らかに無害な人々であっても例外ではありません。共産党は常に嘘をついています。これが共産党員に対する一般的な見解であり、彼らは人々を殺害し、謀殺を実行しています」と述べた。
プロジェクトマネージャー:今後は生体臓器摘出の事実を広めたい
ITプロジェクトマネージャーフザイル・アハマドさんと奥さん |
6月5日、シドニーから来たITプロジェクトマネージャーのフザイル・アハマド氏と奥さんは、国会議事堂で学習者の集会と、迫害や生体臓器摘出について書かれた横断幕を見て非常にショックを受けた。
アハマド氏は「最初は抗議活動なのか何なのか区別がつきませんでしたが、関連する文章を読んでみると、これは本当に恐ろしいことであり、人々から臓器を収奪するというのは非常に興味を引きました。何が起こっているのかを知りたくなりました。それまで私は、学習者が受けている迫害について何も知りませんでした」と話した。
情報技術分野の専門家として、彼は「デジタル分野で何かできることを考え、これからはこのようなことが続かないようにしたい」と語った。
その日、アメリカから来た中国人の青年ピーター・ラムさんと一緒にきた女性は、国会議事堂の大芝生での和やかな集団煉功の光景に引かれ、携帯電話でビデオ撮影し、学習者に詳しく聞いた。彼らは法輪功が「真・善・忍」に従って修行し、良い人になることを教えるものであることを知った彼らはとても喜んで、ウェブサイトなどの情報を写真に撮り、もっと学びたいと言った。
「学習者が集団で煉功する光景を見て、第一印象は壮観で美しく、非常に安心感を覚えました。動作も整然としていて、これだけ長い時間続けることができるのは本当にすごいと思います」と話した。「『真・善・忍』は誠実、善良、忍耐を意味し、この原則は非常に良いと思います」
彼は学習者たちが平和的かつ理性的に中国共産党による迫害を明らかにする活動を称賛し、「信仰の自由は非常に重要です。疑う余地はありません」と述べた。