迫害の停止は子供たちの願いです(上)
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文/台湾の大法弟子

 【明慧日本2024年6月22日】真・善・忍を修煉する善良な人々が迫害を受けることは、子供たちにとって取り除くべき闇です。子供たちの顔は澄んだ鏡のように、純粋な心を忠実に映し出しています。子供たちの優しい言葉は、心からの愛と太陽の光から生まれています。

 2010年、台湾の新竹市に住む翁婷さんは小学6年生の時に、「高い道徳性と判断力を持つ人」という賞を受賞しました。翁婷さんが表彰台に立つと、その顔には眩いほどの喜びの輝きで溢れていました。

授賞式の後に新竹市市長の許明財氏(左から二番目)と一緒に写真を撮った翁婷さんと両親と祖母の4人の家族。翁婷さん(左から三番目)の顔には喜びが溢れている

 先生は、翁婷さんは人、事、物に対して楽観的で積極的な態度を持っているように映っていました。「翁婷さんは困難に直面しても決して責任転嫁せず、深い忍耐と細心さを持ち、さらに計り知れないほどの愛にあふれ、多くの人にとって模範となるべき人物です」

 母親は、「この子は幼い頃から病弱でしたが、幸いなことに法輪功の修煉を経て内面的な変化も含め大きく変貌し生まれ変わりました」

 他の子供と比べて、翁婷さんは誰よりも親切で、思いやりがあり、学校での優れた成績はほぼ毎日欠かさずに行っている法輪功の修煉のおかげであり、日常生活の中で自分の言動が「真・善・忍」の基準に合っているかを常に見直しているからだ、ということを率直に話しました。

台湾の小学校に明慧クラブが設立された。明慧クラブの子どもは法輪功の書籍『洪吟』を朗読し、顔には平和で喜ばしい表情を浮かべている

 翁婷さんのような喜びに満ちた顔は、台湾の至る所で見られます。台湾各地の明慧学校や台湾の様々な小学校で見られます。ある小学校では、明慧クラブが設立されました。数十人のクラブメンバーは、親戚のように親しく接し、法輪功の五式の功法を学び『轉法輪』や『洪吟』を読むだけでなく、物語を語り、動画を視聴し、真・善・忍の教えに従って良い人になることを学んでいます。子どもたちはみんな「本当に嬉しい」と感じています。

 これらの子供たちの自然な笑顔は、法輪功の修煉から来ています。法輪功は、またの名を法輪大法とも言います。1992年5月より、李洪志先生によって中国の長春より伝えられ、現在までに世界百数十カ国・地域に広まり、学習者は1億人に上ります。学習者は「真・善・忍」を指導として、心身ともに浄化され、昇華します。法輪大法は、世界各国から5000以上の褒賞を受けており、法輪功の書籍は40以上の言語に翻訳されています。「真・善・忍」の理念を提唱する法輪功は、世界の人々に美しさと希望をもたらしています。

カナダ・トロントの明慧学校夏期クラスで静かに座り、とても穏やかな表情を浮かべる子供たち

 陽光が踊る時、それは翁婷さんのような子供の顔です。陽光が穏やかになる時、それはクリスティーンさんの子供のような顔です。

 クリスティーンさんの子供が、カナダのトロントにある明慧学校で勉強していた時、クリスティーンさんは「子供は明慧学校に通うことで大きな恩恵を受けました。明慧学校では、もともと活発だった子供たちが静かに座って授業を聞くことができるようになりました。先生は、生徒にどのように良い人になるのか、どのように他人を尊重し、どのように自分の感情や行動をコントロールするのかを教えてくれます」と言いました。クリスティーンさんは、子供が法輪大法の書籍を読み、法輪功を修煉することで、落ち着いて集中して勉強できるようになると信じています。

インドのバンガロール近郊にあるカトリック系学校セント・アンズ・スクールの生徒が集団で煉功しており子供たちの顔は穏やかで厳粛である

 クリスティーンさんの意見に共感したのは、インド第三の都市バンガロールにある「ジョティ・スクール」の校長のヴァーキー氏です。ヴァーキー校長は、2007年11月28日に開催されたインド全国学校協会50周年記念式典において、全国から集まった校長たちに、全校の先生と生徒が法輪功を修煉した後の良好な成果を紹介しました。ヴァーキー校長は、「多くの問題児が法輪功を修煉し始めてから態度が良くなり成績も全体的に大幅に向上し効果が非常に顕著である」と言いました。

 記者は、ジョティ・スクールという学校で、体育の授業中に全校生徒が法輪功を修煉している様子を見ました。驚くべきことに、インドにはこのような学校が80校以上あります。生徒たちは法輪功を修煉する時、顔に静けさと厳粛さが漂い、全体として静かな力を感じることができます。これは、中国共産党(以下、中共)が現在も継続している法輪功への誹謗中傷に対するまさに浄化です。

 美しいものはいつも分かち合いたいものです。これらの子供たちは、法輪功の素晴らしさを分かち合う時、心からの喜びが溢れる笑顔を見せています。

 2022年カナダ・トロントの明慧學校のサマーキャンプは、8月25日に無事終了しました。サマーキャンプは7月4日に始まり、8週間にわたって実施されました。サマーキャンプには約50人の学生が参加しました。毎日法輪功を学び、煉功する時間を設けただけでなく、中国舞踊、書道、中国の絵画、スケッチなどの課外授業も行われました。学生たちは、今回のサマーキャンプを通して多くのことを学んだ、ということを語っています。また、サマーキャンプの環境は非常に純粋だと感じました。サマーキャンプでは、絵画、映画制作、歌、法輪大法が迫害されている実態を伝える新聞、舞踊などの方法を通して人々に法輪大法が迫害されている実態を伝え、法輪大法の素晴らしさを広める活動も行われました。

法輪大法が迫害されている実態を伝える新聞チームに参加したアルバート君(右)とチームメンバーは喜びに満ちた表情でポーズをとっている

 12歳のアルバート君は、毎年明慧サマーキャンプに参加しています。彼は、大法の子供弟子だけという環境はとてもリラックスできる、ということを語り、周りの子供弟子は互いに助け合い、環境は純粋で素晴らしいと感じました。

 2023年9月17日、オーストラリア・シドニーの明慧学校で修煉体験交流会が開催されました。14人の大法の子供弟子が集まり、1年間の修煉を通して得た学びや、人を感動させるような修煉体験を語り合いました。

オーストラリア・シドニーの明慧学校の大法の子供弟子たちの顔には修煉体験を分かち合う喜びがあふれている

 交流会で、先生は子供たちのためにテレビの短編映画を上映しました。幼い大法の子供弟子たちは、画面に師父の姿を見たとたんに合掌し「師父! 師父!」と大きい声で言いました。子供弟子の顔には、心からの喜びが溢れていました。この喜びは、真・善・忍の教えに基づくものであり、中国以外の平和な修煉環境からもたらされたものです。

 世界百余カ国で、大法の子供弟子たちの笑顔は、世の中に温もりと希望をもたらしています。まだ幼い子供たちは、顔に溢れる喜び、静けさ、そして幸福感が、法輪功の発祥地である中国では滅多に見られないものであることを深く理解しました。

 (続く

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/13/478649.html)
 
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