滄州市の王志華さんに、不当に懲役2年の判決
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 【明慧日本2024年6月25日】疫病が蔓延する2021年、北京で孫娘の世話をしていた法輪功学習者の王志華さんは、近くに住む人々に法輪功の素晴らしさと疫病から身を守る方法を伝えたため、3月7日、海淀区温泉鎮の警官に連行された。その後、王さんは濡れ衣を着せられて、懲役2年の不当な判決を言い渡され、北京の天河刑務所に送り込まれた。

 王さんは河北省滄州市に在住。2021年3月6日、王さんは、疫病を恐れている近隣の住民に「法輪大法は素晴らしい」を唱えると疫病から逃られられることを教えた。

 しかし、王さんは、中国共産党当局が法輪功に対する誹謗中傷の宣伝を信じている人に通報された。2021年3月7日、北京市海淀区温泉鎮派出所の警官は、監視カメラの映像で王さんの姿を見つけた後、王さんを娘の家から北京市海淀区公安分局に連行した。警官は家宅捜索し、法輪功関連の書籍、法輪功の資料、法輪功の文言が書かれた紙幣、携帯電話などの私物を押収した。

 2021年12月29日、王さんは北京海淀区裁判所で「邪教を利用して法律の実施を破壊した」という濡れ衣を着せられ、懲役2年、罰金3.000元の判決を受けた。

 判決を不服として王さんは控訴した。2022年3月31日、北京市第一中級裁判所は原判決を維持するという結果を下した。2022年7月12日、王さんは北京天河刑務所に収容された。

 中共が法輪功迫害を開始してから、王さんは2000年と2015年にも迫害を受けた。

 2000年12月31日、王さんは北京へ行き、天安門広場で他の法輪功学習者と一緒に「法輪大法は素晴らしい」と書かれた横断幕を掲げたとして、警官に連行され、目を殴られた。 

 その後、王さんは公安分局に連れていかれた。そこで、写真を撮られるとき、王さんは、綿の上着を頭からかぶり、地面にしゃがみこんで、拒否したが、警官に髪の毛を掴まれ、強制的に写真を取られた。

 その後、河北省張家口地区の張北県留置場に移送された王さんは、名前を言わなかったため、留置場の副所長に罵られた。断食して、迫害に抗議した王さんは、野蛮な灌食をされた。

 数人が王さんを押さえ込んで、灌食した。詰まらせた食べ物で王さんは鼻水と咳が出た。どんなものを灌食されたかがわからず、王さんは戻ってから、下痢をし、便は赤い色だった。王さんは何かの薬物を混ぜられたかもしれないと疑った。王さんは18日間拘留され、2.000元の罰金を科せられた。

 王さんは法輪功を学んでいるため、出国する権利を奪われた。2013年、アメリカにいる王さんの娘が妊娠したため、王さんは娘の世話をしに行こうとした。しかし、パスポートを申請したら、拒否された。理由は法輪功を学んでいるからだと言われた。

 2015年5月12日夜、王さんはもう1人の法輪功学習者と一緒に滄州市西花園村へ行き、法輪功の資料を配った。そのため、滄州市運河公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の警官に連行された。

 王さんは国保の警官に法輪功について話したが、警官に中断され、力いっぱい腹を蹴られた。

 その後、王さんは10日間拘留された。拘留所で、王さんは囚人服を着なかったため、受刑者らに縛られた。「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と叫んだため、 王さんは受刑者たちに口に雑巾を詰められた。王さんは1万元の罰金を強要された。

 家に帰った後、王さんはお風呂に入ったとき、臀部に大きなあざができているのを娘に見つけられた。それは警官に蹴られて、壁にぶつけられた時のものだった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/6/15/478708.html)
 
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