【明慧日本2024年6月25日】山東省平度市の法輪功学習者・綦瑞英さん(70)は、今年4月下旬に普東留置場で平度裁判所によって不当に裁判が行われ、1年2カ月の刑を宣告され、1万元(約20万円)の罰金を強要された。
綦瑞英さんは、平度市蓼兰镇西王家庄村に住んでおり、1998年から法輪功を修煉している。当時、綦さんは重度の脳震盪の後遺症に苦しみ、毎日頭痛に悩まされていた。法輪功を修煉し、真・善・忍の基準に従い、真心を持って善を行い、誠実に生きることで、綦さんの身体は奇跡的に回復した。
綦さんは2023年12月17日の午前、集市で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布している最中に、偶然にもその資料を平度610オフィスの人員に渡してしまった。その人員はすぐに万家鎮派出所の警察を呼び、綦さんを連行させた。
翌日の2023年12月18日、綦さんは即墨市普東留置場に不当に収容された。
今年3月、綦さんは平度市裁判所に不当に起訴された。4月下旬、綦さんは普東留置場で平度裁判所の人員によって不当に裁判が行われ、後に裁判の結果を宣告された。
より良い人を目指していたが何度も連行された
綦さんは法輪大法を修煉することで心身共に恩恵を受けた。綦さんは「真・善・忍」が人々が持つべき基本的な規範であることを理解しており、中共がどんなに迫害しようとも、彼女は法輪大法への信仰を堅持し、良い人であり続けた。
綦さんは以前も不当に拘束され、脅迫されたことがある。
2008年1月のある日の朝、綦さんは2歳の孫と一緒に朝食をとっていた時、万家鎮派出所の3人の警察官が家に押し入り、不当に家宅捜索を行った。警官らは大法の書籍を押収し、綦さんと2歳の孫を万家鎮派出所に連行した。
午後4時、消息を聞いた綦さんの息子夫妻が、派出所に母親の釈放を求めに行ったが、警察は無礼にも拒否し、孫だけを解放することに同意した。
派出所で、警察は脅迫や強要などの手段を用いて違法に取り調べを行ったが、綦さんは抗議し、善意で彼らに善悪の報いの理及び中国共産党の邪悪な本質を説明した。
陰謀が失敗した警官らは怒り狂い、その日の夜、綦さんを平度公安局留置場に連行して拘束した。その間、家族は警察の脅迫に耐えられず、さらに5000元(約10万円)を強要された。
綦さんは15日間の不当な拘束の後解放された。しかし、綦さんが帰宅した後も、地元の陳情オフィスの主任・杜瑞花が部下を連れて何度も綦さんの家に押し入り、信仰を放棄するように迫り、綦さんの平穏を乱した。
2014年2月11日、綦さんが市場で法輪功迫害の実態を話していた際、中国共産党の虚言を信じ込んだ人に通報された。万家鎮派出所の警察官、そして平度市610オフィスの人員によって綦さんは再び派出所に連行され、一日中拘束され、3000元を強請られた。
そして今、70歳を過ぎた綦さんは再び1年2カ月の不当な判決を受けた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)