【明慧日本2024年6月26日】(カナダ・トロント=明慧記者)第36回トロント国際ドラゴンボートフェスティバルが6月15日から16日にかけて、トロントのセンターアイランドで開催された。世界中から2000人以上の選手と120以上のチームが参加した。約8万人の市民や観光客が訪れ、夏の週末を楽しみながら、中国発祥のドラゴンボート文化を学んだ。
同日、セントラルアイランドのハーバースクエア公園では、トロントの法輪功学習者(以下、学習者)が法輪功を紹介する活動を行った。学習者は、五式の功法を実演と鮮やかな衣装で伝統的な腰太鼓を演奏し、人々に喜びをもたらした。
ハーバースクエア公園で法輪功を紹介し、中国共産党による迫害の実態を伝える |
通行人にリーフレットを渡して説明する学習者 |
イベントは観光客を惹きつけ、多くの人が法輪功の五式の功法を学び、心身ともに恩恵を受けたと感じ、帰宅したらもっと勉強するという。一部の中国人は、学習者から勧められ、中国共産党(以下、中共)組織の党員、共青団員、少年先鋒隊から脱退することを選択した。
横断幕に書かれたメッセージを読む観光客 |
法輪功の功法を学ぶ観光客 |
迫害の実態が書かれたパネルを読む観光客 |
「坐禅をしていると手のひらにエネルギーを感じる」
第五式の功法「神通加持法」を習うジャインさん |
ジャインさんはITの専門家である。 煉功をしている学習者を見てとても興味を持ち、一緒に煉功できないかと尋ねた。
学習者は彼に第五式の功法「神通加持法」の煉功を教え、彼は熱心に学んだ。煉功したあと、「とても良かったです。坐禅していると、手のひらにとても強いエネルギーを感じました。私はとてもリラックスでき、騒がしい環境にいたにもかかわらず、心の中はとても平静でした」と感想を述べた。
学習者は、法輪功は佛家の高いレベルの修煉法であり、だから人々の感じ方が違うと紹介した。ジェインさんは深く感動し、共感しているという。 彼は「私は確かにそのように感じました。以前、私は坐禅を習ったことがありますが、法輪功は本当に違います。私は教えてくれる人がいてほしい、一緒に煉功してくれる人がいたらいいと思います」と言った。彼は電話番号を残して、「私は近所に住んでいるから、皆さんが公園で煉功する時はいつでも知らせてください」と話した。
「煉功してとてもリラックスした」
第二式の功法を学ぶガリックさん(右一)と陳さん(右二) |
ロンドンから訪れたガリックさんと陳さんは、週末にトロントを旅行していた。クエイ・スクエア・パークを通りかかったとき、2人は学習者からのリーフレットを受け取り、ベンチに座って読んでいた。学習者は、陳さんがリーフレットに書かれた煉功の動作を真似していることに気づき、そして彼女に声をかけて「学んで体験しましょう」と誘い、ガリックさんも一緒に学び始めた。
煉功動作を学んだ陳さんは、「煉功を始めると、私は一瞬にして入静し、終わった後はとてもリラックスになりました」と感想を語った。学習者は、自分と家族が法輪功を修煉することによって、心身ともに恩恵を受けたエピソードを紹介するとともに、学習者は、自発的に一緒に法輪功の素晴らしさを伝えているのは、機会があれば法輪功を修煉して恩恵を受けることを願っていると話した。話に感動した陳さんは、ネットで煉功を学びたいと言い、 ロンドンに学習者がいることを知った陳さんは、彼らと連絡を取ると言った。
「より多くの人々に法輪功迫害の実態を知ってもらう必要がある」
ヨハンナさん |
ヨハンナさんは初めて法輪功のことを聞き、学習者から紹介を聞いた後、「真・善・忍はとても素晴らしく、私にとってとても魅力的です」と言った。
ヨハンナさんは横断幕を読み始め、中国本土における学習者への迫害の現状に心を痛めた。彼女は、「このようなことはとても心配なことで、人々の関心を喚起する必要があります」と言った。これらの迫害が25年間も続いていると聞いて、ヨハンナさんんは、「誰もこのことを話さないのですか? 人々はこのようなことを知ることが許されないのでしょうか?」と尋ねた。学習者は、こうした話題は中国では禁止されており、海外のメディアでもほとんど取り上げられていないと説明した。学習者たちは、より多くの人々に迫害の実態を知ってもらうために、ボランティアでこのようなイベントを開催していると伝えた。彼女は、「人々が真実を知ることは重要であり、あなたがこのようなことをするのは良いことです」と賛同した。
心理カウンセラーが共産党組織から脱退
慕さん(仮名)は79歳の心理カウンセラーで、以前は中国の教育業界で働いていた。国外に来て20年以上になるという。彼女は法輪功の横断幕のそばを通りかかった際、学習者が笑顔で彼女にリーフレットを渡した。彼女は立ち止まってその学習者に話しかけた。
会話の中で、慕さんは学習者たちの誠実さと優しさに感動し、「あなたたちの行動から、共産党が言うような人ではないと分かります。カウンセラーとして、法輪功は心身にいいと思います」と言った。
学習者たちはまた、慕さんに「三退」の重要性と共産党の邪悪な本質を紹介した。彼女はとても賛同し、「私は共産党について知っています。文化大革命の頃、私の家族も迫害を受け、家宅捜索を受け、財産を奪われました。その後、教育の仕事に携わるようになり、共産党の邪悪さも目の当たりにしました。だから、私は親族を海外に呼び寄せ、カナダに定住することを決意したのです。 私の頭上三尺神がいると信じています」と語った。 そして、彼女は中国共産党組織から潔く脱退を宣言した。