【明慧日本2024年7月1日】最近の情報によると、貴州省貴陽市の2人の80代の高齢者・呉道芬さんと蒋朝林さんが法輪功を学んでいるとして、地元の裁判所により不当に4年6カ月の刑に宣告された。それぞれ貴州省女子刑務所と貴州省都イン刑務所に拘禁されているという。
呉道芬さんが受けた迫害の現状
呉道芬さんは80歳女性で、法輪功の修煉を続けているとして、頻繁に中国共産党の関係者に嫌がらせされ連行された。呉さんは過去に貴州省の強制収容所で不当な強制労働教養を受けたことがある。
明慧ネットの今年1月16日と4月4日の報道によると、貴陽市の公安・検察・司法関係者は、法輪功学習者（以下、学習者）を迫害するために新しい手段を使っており、過去数年間、海外の法輪功ウェブサイトから学習者の厳正声明を印刷し、その印刷物を持って関連する学習者を自宅から連行している。呉さんを含む約10人以上の学習者がそのように連行された。
呉さんは、2022年4月、6月、10月に警察によって連行されたことが報道された。呉さんが最後に連行された正確な日付は分からないが、2023年7月以来、友人は呉さんの姿を見ていないという。最近、呉さんの妹に偶然出会った時、呉さんが地元の司法機関によって不当に4年6カ月の刑に処され、貴州省女子刑務所（羊艾刑務所）に拘禁されていることが初めて分かった。
また、呉さんの夫は長期間別の女性と同居し、家に帰っていないという。彼は息子や娘と共に呉さんの修煉を支持しないという。
蒋朝林さんが受けた迫害
蒋朝林さん（82歳男性）は退職医師で、貴陽市白雲区に在住。 蒋さんは約1カ月前に警察に連行された。情報によると、蒋さんが連行される前、ある人に漢方薬の一種を求められたという。蒋さんは「家にある」と言い、相手に薬を持っていく日を約束した。まさにその日、蒋さんは警官に連行され、地元の裁判所に4年6カ月の禁固刑を言い渡されたと告知され、しかも、そのまま貴州省の都イン刑務所に拘禁された。詳細の分かる方は、蒋さんを迫害している部署や関係者情報、迫害の過程を暴露してほしい。
蒋さんは1995年に法輪大法を修煉し始めた。蒋さんは医者であったが、長い間多くの病気に苦しみ、治すことができなかった。法輪大法を修煉して間もなく、蒋さんの体の様々な病気が消えた。蒋さんは法輪大法の偉大さ及び非凡な科学性を経歴し、認めた。
1999年7月、中国共産党（中共）が法輪功への迫害を開始した後、蒋さんは、真・善・忍の信念を堅持していたとして、長年にわたって中共の工作員にしばしば嫌がらせを受け、連行され、貴州省の都イン刑務所に拘留され、拷問された。蒋さんは2年間、不当に労働教育を受け、解放の前に拷問を受けた。蒋さんは元の部署を解雇され、極度の生活苦にあえいでいた。
2001年5月11日、白雲区警察署一課の畢軍課長らが蒋さんの部署に押し入り、蒋さんを連行しようとした。蒋さんはその時に逃げ出し、2時間後に部署に電話をかけて事情を説明し、休暇を求めたが、部署リーダーに保護してもらえないどころか、この時点で蒋さんは解雇され、月に200元の生活費だけはもらえると告げられ、それから蒋さんの生活は困窮に陥った。
2001年9月18日、蒋さんは法輪功迫害の実態を流したとして警官に連行され、同年11月11日、中八教育労働収容所に連行され、2年間拘禁され、その間、危篤になるまで迫害を受け、医療仮釈放で釈放された。
2004年3月18日、蒋さんは法輪功迫害の実態を流したとして再び警官に連行され、同年4月、再び中八労働教養所に連行され、3年間の労働教育を受けた。この間、何度も一人部屋に入れられ、長時間立たされ、昼夜眠らせず、トイレにも行かせてもらえないなど、さまざまな拷問を受けた。同年6月か7月、刑務官に教唆された受刑者によって、蒋さんは左胸骨の肋骨2本を折られ、折れた断面が隆起し、その部位の表面が腫れ、変色し、腰から足先まで変形し、歩くことも食べることもできなくなった。
2019年2月10日、77歳の蒋さんは、90歳の義兄を見舞うために雲南省昭通に帰省する途中、昭通駅で駅員に妨害され、昭通駅派出所と重慶鉄道公安局の警察に連行され、7～8時間にわたり違法な身体検査と取り調べを受けた。蒋さんのその日の切符は無駄になった。翌日、蒋さんは新しい切符を買ったが、駅員は前日の理不尽な行為を繰り返した。蒋さんは強く抗議した後、違法な拘束は成功しなかった。
蒋さんは若くして妻と離婚し、息子と娘はかつて父親の大法修煉を支持していたが、その後、父親の迫害を目の当たりにし、中国共産党（中共）を恐れて父親の修煉を支持することができなくなった。
